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2016年09月07日

スプリンター原口はスターダムを駆けあがれるか

Hertha BSC Berlin
ヘルタBSC
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Soccer: Japan score opener vs. Thailand
地元紙ベルリーナー・クーリエは、開幕戦で活躍をみせた原口元気の特集記事を掲載した。

同紙が「全力でプレーし、規律がある日本人選手」と評価する原口は、2014年に浦和レッズからヘルタ・ベルリンに加入し、ブンデスリーガへ順応する必要があったとはいえ、1年目から21試合に出場。

ただ得点に絡むという点では、1得点1アシストという結果に終わっており、ほぼ全試合に出場した主力を担った2シーズン目も、得点は2得点、アシスト数は4つと不満の残る結果に終わっている。

そんな原口に対して、ダルダイ監督は「元気はもっと得点力を身につけていかないと」と指摘、原口自身も「もっと得点しなくてはならない」と課題を挙げた。

そして迎えた、今季のブンデスリーガ開幕戦

40度の猛暑の中の試合とあって、「元気のスピードを終盤で活かしたかったから、ACと先発させるか話し合った」ことを明かしたダルダイ監督は、最終的に「元気の力が、この暑さでも変わらないことを希望」して先発として起用。

その結果、指揮官から「彼がみせたパフォーマンスに敬意を表するよ。常にテンポをもってプレーしていたね」と賛辞を受けたように、原口のスタミナは落ちることなく最後までプレー。

得点やアシストにこそならなかったものの、この日の先制点、そして終盤での貴重な勝ち越し点に絡む活躍を披露、ダルダイ監督から「私の意見では、彼がこの試合のベストプレーヤーだった」と賞賛の言葉が送られた。

なお代表での得点で勢いにのる原口が臨む週末の相手は、昨季に得点をマークしたインゴルシュタット。ベルリーナー・クーリエ紙は、チーム最速の男(34,5 km/h)が3年シーズン目でブレイクを果たすか、と期待を寄せている。