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2017年09月25日

ヘルタ主将は主審の聞き間違いで退場?ブンデスで相次ぐ主将の不祥事

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問題のシーンは、すでに試合がロスタイムに入ろうかという頃に起こった。マインツのディフェンダーがピッチに倒れて試合が中断されていたとき、その前の対人戦で顔に裂傷を負っていたヴェダド・イビセヴィッチは、主審のトビアス・シュティーラー審判員と言葉を交わすと、突如としてレッドカードが出されたのだ。一体何が起こったというのか?そのときは誰も理解ができず、試合後には当のイビセヴィッチ自身も理解ができていなかったという。

イビセヴィッチによれば、1点のリードを許している中で主審から、裂傷のためにピッチから出て治療を受けるよう伝えられたのことで「僕はそれでもプレーし続けたかったんだ。だってあと数分しか時間は残されていなかったのだから」と説明。それで僕は「それはまずい。休むつもりなんてない」って答えたんだよ。」と言葉を続けている。

だがなんと、そこで出されたのはレッドカードだった。イビセヴィッチによれば、シュティーラー審判員からは試合後「彼が耳にしたのは、「お前はクソだな。」という言葉だったそうだ。もちろんそんなことは言っていないけどね」と反論。一方のシュティーラー審判員は「明らかな審判に対する侮辱行為です。自分が耳にした言葉くらいわかります。あの退場処分は正しいものでした」と述べ、スポーツ裁判所でもそのまま証言するとの姿勢を見せている。「あとは、他の人が判断することです」

そこでイビセヴィッチは、読唇術での解決策が見出せることを願っているところだ。「悪口を言ったときには、いつも読唇術がでてくるよね。ただ僕はそうじゃないことをいったわけだけど」と33歳の主将は希望をみせつつ、「でもこの世界のことはわかっている。審判が正しくて、僕は結局被害者になるんだ。可能性としては読唇術を取り入れるか、2つに1つだよ」との考えを強調した。

なお先日はアウグスブルクの主将ダニエル・バイアーが、相手指揮官ラルフ・ハーゼンヒュットル監督に対して、自慰行為を示すジェスチャーを行い、1試合の出場停止処分と2万ユーロの罰金がドイツサッカー連盟よりいいわたされたばかり。


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