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2017年11月17日

ヘルタ、ゼルケとイビセヴィッチの大型2トップが先発も?

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「当然ワントップの可能性はあるし、2トップを採用する可能性もあるよ」週末に行われるグラードバッは戦を前に、パル・ダルダイ監督はそう考えを語った。確かにまだ結論が下されているというわけではない。しかし「ダヴィー・ゼルケは先発候補ということになるし、ヴェダド・イビセヴィッチと一緒にプレーする可能性もあるということお。ただそうなれば、より多くのセンタリングを供給していくようにスタイルを変えていく必要があるがね」と言葉を続けている。

今夏に移籍金850万ユーロでライプツィヒから加入したゼルケは、今夏に優勝を果たしたU21欧州選手権でおった負傷により大きく出遅れていたものの、復帰後公式戦7試合で4得点をマークするなど、徐々に復調を果たしかなり万全の状態へと近づいてきた。

なおこれまで2人が同時に出場した試合は2試合あり、リーグ戦でのヴォルフスブルク戦とDFBポカール2回戦ケルン戦での試合途中からのみ。以前にイビセヴィッチは、ゼルケとの同時出場の可能性について「特にホームではあるんじゃないかな。」と述べていたが、そのホーム戦で先発揃い踏みをはたすかもしれない。

パル・ダルダイ監督は「まだメンバーも決めていない。ただ木曜日に全選手がそろったことはよかった。今日からまたチーム練習を行えるよ」とコメント。また今回対戦するグラードバッハの印象については、「予想しにくいね」と浮き沈みの激しいシーズンを過ごす相手チームについて述べ、「いい時には彼らに勝つのは難しい。とても精力的にプレーするし、得点力もFWは兼ね備えている。一方で我々はいま順位表の中盤につけているところであり、ここがふんばりどころ。勝利できれば勢いをもたらしてくれるだろう」と意気込みを語った。


その一方でヘルタ・ベルリンは、ヴァレンティノ・ラザロを完全移籍で獲得したことを発表した。今夏に加入した同選手は昨季のオーストリア国内カップ戦決勝において負傷をかかえており、ヘルタ移籍の際には状態を見極めるため敢えてレンタルで獲得していた。

マネージャーを務めるミヒャエル・プレーツ氏は「その間に獲得した意義をすでに見せているし、大きなポテンシャルをもった、うちにあった選手だと思う」と評価、またラザロの方は「クラブからの信頼をとてもうれしく思っているし、これに応えられるように全力をつくすよ。加入した日からここでとても居心地よく過ごしているんだ」と喜びを見せている。


またアレクサンダー・エスヴァインが、チーム『コモン・ゴール』に加わった。本拠地をベルリンに構え80か国に及ぶ120団体で構成された慈善団体のストリート・フットボールワールドの代表で、このプロジェクトを立ち上げたルゲン・グリースベック氏は、相次ぐスター選手たちの共鳴に「異なるリーグ、異なる国で、同じ社会活動を行うということ。このユニークなアプローチは、いかにこのサッカーという世界が魅力的なチームワークをもったものであるかの証明でもあると感じます。」とコメント。すでにブンデスではマッツ・フメルス、セルゲ・ニャブリ、香川真司らが参加しており、エスヴァインはベルリンの選手としては初めて、サラリーの1%を寄付。サッカーを通じて、国境の枠を超え、社会問題への取り組みなどへ協力していく。


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