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2018年03月09日

クリンスマン氏の息子ジョナサンの過熱報道にヘルタが苦言

Hertha BSC Berlin
ヘルタBSC
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リーグの争いでは「退屈な」状況にあるヘルタ・ベルリンだが、そのなかで注目を集めている選手がジョナサン・クリンスマンだ。ペトリーGKコーチは火曜、同選手がみせる態度に対して痛烈な批判を展開しており、それが思いのほか大きな反響を呼ぶ結果となってしまった。

パル・ダルダイ監督は「ちょっと大げさではないかね。ペトリーGKコーチはそんなにネガティブではないよ。彼はGK陣といい関係性を築けているし、そこまで悪いわけではないと思うが。」と述べ、「もしもジョナサンの苗字がクリンスマンじゃかければ、第3GK、第4GKに対してここまでの盛り上がりが見られることはなかっただろう。」とコメント。

ドイツのレジェンド、ユルゲン・クリンスマン氏の息子ジョナサンは、今夏に大学からヘルタ・ベルリンのテストを受けて加入。2年契約を掴みとっており、「我々はわずか半年で20歳の選手に別れをつげるようなことはしないし、それは正しいことではないよ。これから彼は一歩一歩、確実に成長していかなくては」と指揮官。

その一環として、ペトリーGKコーチからの檄が公の場で飛ばされたとの見方を強調した。「ジョナサンはいい人間だ。もしかしたら良すぎるところがあるのかもしれない。彼は戦うということをもっと学ぶ必要がある、それは練習場であってもね」

ただし来季もクリンスマンが現在と同様の役割を担い続けていくかについては、マネージャーを務めるミヒャエル・プレーツ氏は明言を避けた。ヘルタではルネ・ヤースタインが守護神として君臨し、トーマス・クラフトがバックアップとしてしっかりと控えている状況。

ブンデス4部相当の下部チームではクリンスマンと19歳のデニス・スマーシュが第3GK争いをのんかいしているところであり、さらにヘルタ・ベルリンではマリウス・ゲルスベック(オスナブリュック)とニルス・ケルベル(ミュンスター)をレンタルしている状況。ただとくに第3GKしか見えない将来性に対しては、あまり関心を持てない役割であることは確かだ。


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