ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2018年05月28日

宇佐美貴史はW杯後に完全移籍か。原口元気はプレミアからの関心待ち?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


今シーズンは最終節で、首位ニュルンベルクとの直接対決を制し、逆転で2部優勝を確定させたフォルトゥナ・デュッセルドルフ。その試合でも得点を決めた宇佐美貴史、そして今冬からヘルタ・ベルリンよりレンタルで加入した原口元気は、後半戦のチームの総得点のうち約半分をあげる活躍で、1部昇格へ大きく貢献している。

デュッセルドルフがその原口、そして昨夏からアウグスブルクよりレンタルで加入している宇佐美の両選手の残留を希望していることは、すでに伝えられていることであり、両選手も共にデュッセルドルフで居心地よく過ごしていることは口にしてきたことだが、しかしながら地元紙ライニッシャー・ポストが伝えたところによれば、2人の日本代表の現状はまったく異なるものだという。

スポンサーを務める東洋タイヤがサラリーの大部分をサポートし、さらに出場試合数に応じてレンタル料が低下する契約で加入している宇佐美貴史については、同紙が得た情報によると完全移籍の成立が迫っているとのことで、両クラブの首脳陣、シュテファン・ロイター氏とロベルト・シェファー氏が接触。まだ合意には至ってはいないが、ワールドカップ後にも決断が下されるだろうとした。

だが原口元気については移籍の流れにあるとし、所属するヘルタ・ベルリン側はワールドカップでの活躍次第で、高い財力を誇るプレミア勢からの関心が寄せられるチャンスがあるとみているとのことで、もし別のシナリオとなった場合には時間をかけていくことも考えられるが、そうなっても果たしてどこまで、デュッセルドルフ側が待てのるかという疑問も残るとの見方を示している。

フォルトゥナ・デュッセルドルフで監督を務めるフリードヘルム・フンケル氏は、両選手について「とにかく、とてもチームに好影響を与えてくれる存在なんだ」と賞賛。さらにベテランFWルーヴェン・ヘニングスは「タカとゲンキは、とても危険な存在で、相手DFは彼らに対してとても集中していかなくてはならない。そこで僕たちはスペースを掴むことができるんだ」との評価を口にしている。


  • ブンデスリーガ・各チーム情報