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2016年10月28日

ホップ会長、「ポグバの件はまるでジョーク」

TSG 1899 Hoffenheim
TSGホッフェンハイム
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1899 Hoffenheim v Hertha BSC - Bundesliga
ホッフェンハイムのディトマー・ホップ会長は、kickerとのインタビューの中で、プレミアリーグの運営については批判を展開。「ポグバの件をみると、まるで冗談のようだ。4年前にマンUから出された選手が、1億2000万ユーロで戻ってくるなんてね」と語った。

その巨額の資金の元となっているのが、プレミアリーグにもたらしているTV放映権料だ。これについてはブンデスのみならず、他のリーグも長期的な脅威として不安視する声があがっているところだが、ホップ会長は少し異なる見解を示している。

「イギリスのEU離脱が与える影響を見てみる必要があるだろう。あえて苦言を呈したいということではないのだが、私は今プレミアに起こっていることは、1つのバブルだと見ているよ。あまりに度が過ぎている」

さらに金銭重視に対する批判の目は、FIFAへも向けられており、「ワールドカップに48チームも参加させようという考えに対しては、そもそも批判の方が多いわけだし、選手の負担も非常に大きいものなんだからね」と語った。

なおプレミアに対する苦言としては、先日バイエルンのカール=ハインツ・ルメニゲCEOが、来夏よりスタートするユースセンターについて語る際に、プレミアについては模範とせず、あえて批判的なコメントを述べている。

同氏は「我々は10〜11歳のような選手を獲得しようと思わない。あれはなかば誘拐じみたものだ。モラルの問題だよ」と指摘。

バイエルンとしては引きつづき14歳以降から獲得へ動くスタンスを継続する考えで、「特に国内、そしてバイエルンエリア」で発掘する考えも示した。

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その一方でホッフェンハイムは、昨シーズンにクラブ史上最高額となる売り上げと利益を計上。

ロベルト・フィルミノをはじめとする総額5600万ユーロの移籍金が大きく貢献し、売り上げは7150万ユーロから1億2800万ユーロ、利益は1900万ユーロの赤字から1800万ユーロの黒字へと転換。

財政的にはホップ会長から独立もできる状態にあり、そのような声も挙がってはいるのだが、しかしホップ会長はkickerに対して改めて売却の意思がないことを強調している。


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