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2018年02月05日

ナーゲルスマン監督、メディアの加熱報道に「退任も頭をよぎった」

TSG 1899 Hoffenheim
TSGホッフェンハイム
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次の日曜日で、就任以来ちょうど2年が経過するユリアン・ナーゲルスマン監督。その時間は監督として経験できる限り、これ以上ないほどの振り幅の大きさがみられるものであった。まずは降格の危機に瀕していたチームを1部残留へと導き、翌年にはチャンピオンズリーグ出場権を獲得。しかしながら今シーズンではプレーオフで敗れ、さらにはヨーロッパリーグでもグループリーグ敗退。加えてリーグ戦では今は中盤に位置しており、メディアからは最近ネガティブ色の強い記事が目につくようになった。

そのため金曜日の最終調整では、円陣を組んで選手たちを鼓舞していた指揮官はkickerとのインタビューに応じ、「この2年間は極端にいろんなことがあった。それは競技面だけでなく、私個人の周りについても言えることだ」とコメント。「メディアは誰に対しても非常に強く判断するものであり、去年は極端にポジティブな書かれていたものが、今年は極端にネガティブなものへと変わってしまっている。しかもそれは競技面を分析したものではなく、人間性を否定するようなものなんだ。メディアが意見を作り出し、そしてそれが人を傷つけている」と言葉を続けている。

さらにナーゲルスマン監督は、男子ハンドボールのドイツ代表監督クリスチャン・プロコップ氏を引き合いに出して、「彼はユーロの前には世界最高の指揮官と評されながらも、大会でうまくいかないと今度は手のひら返しだ。」と述べ、「私だってこれ以上メディアが加熱することを想像して退任が頭をよぎったことさえあった。ただ実際にそれを口にするところまでは追い込まれなかったがね」との心境も吐露した。


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