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2018年09月10日

再起に向け2試合を終えたドイツ代表「バランスを模索している」

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 ワールドカップでの惨敗を受け、再び新たなスタートを切ったドイツ代表。その初戦となったフランス代表戦、そして昨日行われたペルー代表戦と、合計180分間にわたって行われた”新生ドイツ代表”の戦いぶりについて、ヨアヒム・レーヴ代表監督は「まだバランスという点では、完璧とは呼べるものではないさ」との考えを示した。

 特にペルー代表戦での後半では、ドイツ代表は多くのスペースを与え、カウンターからビッグチャンスを作り出される場面も見受けられており、「後半では多くの点でうまくいかないところがあった。特にスペースの埋め方についてね」と指揮官。そういった意味でも「とても良いテストになった」と見る同氏は、「ただ前半では、とても良い流れがプレーにみられていたけどね」と言葉を続けた。

 ネイションズリーグ初戦フランス代表戦では、ドイツ代表は警戒心と安定感に注意を払いながらの戦いを演じていたのだが、今回のペルー代表戦に関してはより意欲的なプレーを披露。素晴らしい形での得点チャンスを生み出す場面もあり、守備的な意識が多少影響を及ぼしたところもあったかもしれないが、明らかにより魅力的なサッカーだったとはいえるだろう。「そういった部分について、うまくミックスさせていくために取り組んでいかなくてはならないよ」とレーヴ監督は分析。 特にこの「うまくミックスさせる」という言葉は、今回幾度となく聞かれていた。

 また今回の新生ドイツ代表の顔ぶれに、そこまで大きな変化が起こらなかったことへの、一部の不満の声に対しては、「フランス代表戦で、既存の戦力たちの重要性が改めてみてとれたことだろう」とコメント、2020年のユーロを視野に入れた上で「若手選手ばかりで取り組んでいくことになるなら、それでは2年間ではそこまでに間に合うことはできないよ」と、経験値という点でのバランスについても強調している。

  なお今回のペルー代表戦では、本拠地ホッフェンハイム所属のニコ・シュルツ、レヴァークーゼンに所属するカイ・ハヴェルツ、そして先日シャルケからパリSGに移籍したティロ・ケーラーがブンデスリーガデビュー。特にシュルツは、今回のデビュー戦での試合終了間際、この試合の決勝点となるゴールを決めており、指揮官は「最初はナーバスさもみれたが、パフォーマンス自体は満足いくものだった。得点も決めれて嬉しく思うよ」と評価を述べた。
 


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