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2017年08月10日

独2部へ移籍のMF関根貴大、大渋滞でヒヤリ「飛行機に乗れないかと…」

FC Ingolstadt 04
FCインゴルシュタット
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 浦和レッズからドイツ2部のインゴルシュタットへと移籍するMF関根貴大が10日、ドイツへと出発した。

 危うく飛行機に乗り遅れるところだった。羽田空港に向かう道中で大渋滞に巻き込まれ、到着したのは出発予定時刻の50分前。このドダバタ劇に「荷物をまとめて高速道路に乗ったら全然動かなくて。今日は飛行機に乗れないかと思いました」と笑いながら、報道陣の取材に対応した。

 空港に駆けつけたファンやサポーター、知人らの姿を見て、「ようやく(ドイツへ)行くんだという実感が湧いてきました」と話す。移籍決断の決め手となったのは、関根が慕う先輩・原口元気のシンプルな問いかけだった。

「チームの状況もあるので、すごく悩みました。でも、元気くんに『お前の気持ちはどうなんだ? 行きたいのか、行きたくないのか?』と言われ、素直に行きたいと思った。挑戦したいという気持ちが強くて、この決断をしました」

 昨日行われたアウェイでのヴァンフォーレ甲府戦後、サポーターに挨拶をする関根の目には涙が浮かんでいた。「インゴルシュタットは赤いチーム。自分が育ってきたチームと同じカラーでプレーができることは何かの縁だと思う」と浦和の誇りを胸に海外へ挑む。成長著しい若きドリブラーは「ドリブルやゴールに向かう姿勢を見せていきたい。まずは試合に出ることが大事。あっちの環境に慣れて、1日でも早くピッチに立てるように頑張りたいです」と強い覚悟を口にし、機上の人となった。


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