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2016年08月15日

シュテーガー監督、第3GKと4バックに手応え

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最初の公式戦に向けての最後のテストマッチとなったマインツ戦。そこで3−0と快勝を収めたシュテーガー監督は、「満足できるね。しかしちゃんと整理もしないと」とコメント、「まだ開幕までは結構時間があるが、しかし良い感じではあったね。相手はフレッシュな状態ではなかったかもしれないが、我々が見たいと思っていたものはとてもうまく機能していた」と言葉を続けた。


その中でも特にアピールに成功した選手が、この日ゴールを守ったスウェン・ミュラーだ。デ・ブラシスのビッグチャンスを防ぐなど良い場面をみせた20歳が、決して冷静さを失うことなくプレーしていたことなど、指揮官はその姿勢を評価。実質は第3GKながら、ホルンの五輪参加とケスラーの負傷により、ポカール1回戦はゴールを守る事を期待されているだけにミュラーにとってはチャンスを活かした格好だ。


また守備陣ではこの日採用した4バックが機能、相手にあまりチャンスを与えてはおらず「今のところはこのシステムの方が、選手たちはやりやすいようだね。特に高い位置に構えたときは」とシュテーガー監督は分析、今夏は3バックにも取り組んでおり「両サイドを下げた形では問題はないのだが、高い位置でプレスをかけるときにはそこまでうまく機能しないんだ。これからも散り組んでいくよ」と指摘した。


Training 1 FC Köln 1 Fussball Bundesliga Saison 2016 2017 Geißbockheim Koeln Deutschland Datum 09
ここのところのテストマッチでは相手を無失点に抑え、ディフェンスに対する手応えを口にしていたシュテーガー監督。しかし得点はセットプレーばかりとなっており、プレーの流れからチャンスを活かせない場面が見受けられた。


しかしその後の取り組みが、先日行われたマインツとのテストマッチで実を結んでおり、これまでの守備面での規律を失うことなく、素早い切り替えしから得点を挙げ、3−0で快勝を収めた。シュテーガー監督は「過大評価はしない」としつつも「ビルドアップと深い位置への展開」に賛辞を送っている。


そこでこのマインツ戦は、ポカール1回戦での先発メンバーを予想する物差しとみることもできるだろう。そしてその中でモデストと良いコンビネーションをみせていた、アルチョムス・ルドネフスを外すことは、現状ではあまり想像できないことだ。


今夏のウィナーとしてあげられるだろうラトビア人FWは、「僕はチームプレーヤーで、チームのことが何よりも優先だよ」とコメント。ハンブルク時代では思うようにことが運ばなかった同選手だが、モデストの他、大迫勇也、ツォラーらが控えるケルンでのFWの定位置争いについて、「監督にとっては嬉しい悩みだよね」と語った。


27 07 2016 Köln Deutschland Fußball Testspiel Fortuna Köln 1 FC Köln Lukas Klünter 新天地を模索するクリュンター


U20代表選手でもあるルーカス・クリュンターは、右SB、CB、さらにはMFとしてもプレー可能な若手選手だ。しかしトップチームでの出場の可能性は限りなく0に近く、シュテーガー監督は「これから下部チームでプレーする。トレーニングキャンプでは出場の機会がなかったのでね」とコメント。現在はブンデス2部での実戦経験を積む機会を模索している。


1. FC Koeln - Team Presentation会員数が8万人に


FCケルンはクラブ史上はじめて、会員数8万人を突破した。その記念すべき8万人目となったのは16歳のアントン・ディークホフくん。GKのケスラーから記念のユニフォームとチケット2枚を受け取り、「ファンとしてケルンにハマってきたけど、これで正式にクラブの一員になれたね」と喜びをみせた。

 


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