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2017年12月05日

監督問題、マネージャー問題…、波乱の幕開けとなったケルン

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日曜日にペーター・シュテーガー監督の退任を発表したFCケルン。年内いっぱいについては、U19よりシュテファン・ルーテンベック監督が昇格することが発表された。しかしケルンの騒動はそれだけにはとどまらない。

そもそもシュテーガー監督の退任前に、マネージャーを務めたヨルグ・シュマッケ氏の後任候補として、現ハノーファーのホルスト・ヘルト氏の招聘をめざしたことが伝えられていたのだが、最終的にすったもんだの末にハノーファー残留となったものの、どちらから声をかけたのかなど後味の悪い終焉を迎えている。

ケルンのヴェルナー・シュピナー会長によれば、「10月23日にヘルト氏と自分をよく知る人物から連絡があり、彼がケルン入りを熱望していることを知った。ただ当然ながら彼らは勝ち点15をあげていて、勝ち点2に沈む我々のところにくるなんて思ってもいなかったよ。しかしヘルト氏とあった時は、確実に移籍できると聞いたんだ。」と説明。

さらに「我々はなんどもそのことについて確認していたんだ。いかなる問題も避けたかったのでね。しかし徐々にトーンが低くなっていったので、それでうちから断りを入れた。それが実際におこったことだよ」と明かしている。


ちなみに後任人事については、「この6週間はいろんな候補者と話し合いをしてきた。ヘルト氏とは1回だけ話し合いを行なっただけだがね」と同会長。

kickerが得た情報によれば、マネージャーの最有力候補は元ハンブルクのディトマー・バイエルスドルファー氏があがっており、さらに若手スポーツディレクターを加えるプランを立てている模様。しかしそれは、最近までユースを選任し、現在SDを務めるヨルグ・ヤコブスではないようだ。


さらに問題はそれだけにとどまらない。シュテーガー前監督の最終戦となったシャルケ戦の前に、シュテファン・ルーテンベック監督がU19の選手たちにすでに別れを告げていたとの噂も浮上。シュピナー会長は「もちろんそれはあまりよろしいことではない。それだけだ。残念な流れになってしまったね」とコメント。

これに対してルーテンベック監督は、「すでに噂がでていたので、選手たちには何が起きようと、月曜ここで誰がいようと関係のないことだ。一致団結して上を目指していこうと伝えたんだ。それがこんな形で伝えられるなんて残念だよ」と反論を述べた。

4年半にわたりケルンに安定感をもたらしてきたシュテーガー/シュマッケコンビがチームを後にし、これから新たな船出をむかえるケルンだが、しかしながらその出だしは波乱の幕開けとなってしまった。


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