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2017年12月18日

シュテーガー前監督を批判する、ケルンの新マネージャーのフェー氏

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前半戦最終節で、ようやく今シーズンはじめてリーグ戦にて勝ち点3を獲得したFCケルン。先日マネージャーに就任したばかりのアルミン・フェー氏は、試合にさきがけてシュテファン・ルーテンベック暫定監督を擁護する発言を行なっていた。

「ここに来て五日がたったが、少しずつ見えて来た部分がある。選手たちは非常に意欲的ではあるものの、しかしながら心身ともに非常にダメージを受けているんだ。この部分では非常に大きなマイナスが見られる。」

実際にケルンは今回のヴォルフスブルク戦では、ブンデス史上2番目に若い平均年齢23.43才という布陣で臨むことを余儀なくされ、守護神のティモ・ホルンは「若手選手たちはよくやってくれた。アピールに燃えていたし、落ち着き、そして自信ももってプレーしていたよ。そういった部分がここのところの僕たちに足りなかったのかもしれない」とコメント。

さらにかつて自身も長きにわたり、ブンデス1部のクラブで監督を務めて来たフェー氏は、名前こそ直接あげることはなかったが、前監督のペーター・シュテーガー氏に対する批判も展開している。

「この点について、今のルーテンベック監督に非があるわけではないことは強調しておきたい。この責任は別の人間にある。フィジカル面を担当していた人物だ。我々は13人もの負傷者を抱えており、これは決して普通のことなどではない。14試合が経過して、勝ち点は3で、13人もの負傷者を抱えている状況であれば、何かがうまくいっていなかったに他ならない。このことについてはルーテンベック監督を擁護したいと思うし、彼にはこの状況についてどうしようもないのだ」


なおこれに対してシュテーガー監督は、「もしもそういう判断なのであれば、私としては謝罪の気持ちしかない。そういったものを残していってしまったということに対して。なぜフェー氏がそういった発言をしたのか、私はその意図を明確に理解しているわけではないし、このことについてはノーコメントだよ」と述べ、「彼は数日ケルンにいて、そこでおそらくは大まかな全体像を掴んだのだろう。私自身は彼のことを評価しているし、比較的よく知っている人物でもあるんだ。彼にはいい印象を受けているし、彼は彼なりの分析をしているのだと思う」と言葉を続けた。

またフェー氏は、ルーテンベック氏の続投も含めた後任監督人事について「しっかりと考えているし、まずは重要なポカール準々決勝を終えてから、それから話し合いを行うことになるよ。ただ決して必ず、動きにでなくてはならないと追い込んでいるわけではないことは確かさ。この世界には私も長くいるのでね」と説明。

さらに「1つ確かなことは、もう争いを諦めるようなことはしないということ。ベストプレイヤーをただ手放し、最後のチャンスをみすみす自ら逃すようなことはしないよ。おそらくは来年は2部で迎えることにはなるだろうが、客観的に、そして感情的にならずにプランを立てていくということ。しかしながら誰からも移籍希望の声は聞かれていないし、先に動きにでるということもあるかもしれないが、私はそうするつもりはない」との考えも語っている。


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