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2018年03月22日

大迫勇也が語るロシアへの想い「W杯でゴールを決めるのは夢」

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 ケルンに所属するFW大迫勇也が、開幕の迫る2018 FIFAワールドカップロシアへの想いを語った。

 高校卒業後に鹿島アントラーズへ入団した大迫は2014年1月、ブラジルW杯まで約半年というタイミングでドイツ移籍を決断した。「もちろん迷いましたよ。ただ、代表の立場が確立されているわけではなかったので、ここで待つより攻めたほうがいいかなと」。強気かつ柔軟なそのスタンスは、4年経った今も変わっていない。

 ブラジルW杯後の2014-15シーズンはケルンでレギュラーとして活躍したが、2年目の15-16シーズンは不慣れなポジションで起用されたこともあり、リーグ戦でわずか1ゴールに終わった。その結果、約1年半、日本代表から遠ざかることとなった。

 それでも、「代表のことはあまり考えてこなかった」という大迫は、「まずはチームが第一なので。代表には呼ばれるけどチームでは試合に出られない、という状況のほうが怖いですから」と、あくまでクラブでのプレーに専念。「求められていないのなら、(呼ばれなくても)仕方ないですから」と開き直って迎えた16-17シーズンに復調し、再びヴァイッド・ハリルホジッチ監督の信頼を得た。

「要求はすごい」という指揮官との付き合い方にも、大迫らしさが表れている。

「向き合い方は特別に気にしていないですね。割り切っているかな。自分しかできないことをやりつつ、徐々に監督から言われていることも擦り合わせています。監督に言われたことだけをやるのであれば、誰が出ても同じじゃないですか。そうなるのは嫌なので。それでダメなら、自分を求めていない監督なら、それは仕方ないなと」

 2016年11月に代表復帰を果たして以降はワントップの座をつかみ、W杯のメンバー入りは当確とも言われている大迫。「選ばれるか選ばれないかを気にしていたら、サッカーはできない。開き直ってどんどん攻めていかないといけない」と、まずは目の前の試合を見据えつつ、ロシアの地で“夢”を叶えることを心に決めた。

「僕の出来次第で変わってくるっていうくらいの気持ちでいるのが大事だと思います。それだけの準備をしなきゃいけないです。夢なので。W杯で点を取るというのは」


きんg

 


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