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2018年04月23日

忠義の男:独代表ヘクター、2部降格目前のケルンと敢えて2023年まで延長!

1. FC Köln
1. FCケルン
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週末に行われたシャルケとのホーム戦で痛み分けに終わり、来季の2部降格がほぼ確実な状況となった1.FCケルン。だがそんな苦しい状況のなかで、ドイツ代表で左サイドバックとして主力を務めるヨナス・ヘクターが、契約に含まれていた例外条項を行使しないばかりか、むしろこれまでの2021年までの契約をさらに2年間、2023年まで延長したことを発表した。

特にドイツ代表としてすでに36試合に出場しているヘクターには、バイエルン・ミュンヘンやボルシア・ドルトムントからの関心も伝えられており、その例外条項に設定されていた金額はわずか800万ユーロ。だがヘクターが下した決断はむしろ、自身が33才を迎えるそのときまで、ケルンと共に戦い続けるというものだったのである。

「1.FCケルンは僕にとって、4部の選手からブンデスリーガーになることを実現してくれたクラブ。こことの繋がりは非常に強固なものであり、僕自身ケルンに対して、とても感謝している」とクラブ公式ページにてヘクターはコメント、「確かに今シーズンを最後に別のクラブへ移籍することには問題はなかった。でも僕はそれが正しいことだとは思えなかったんだ。僕の中での結論はもう明らかだったよ。僕は1.FCケルンの一員だ。このチームとともに、ここのファンたちの声援を背中から受けて、そして来シーズンも再び全力で戦い続けていく」と意気込みを語った。

またアルミン・フェー代表は、このヨナス・ヘクターが示してみせたこの姿勢に強く感銘を受けており「ヨナスは本当に素晴らしい選手であり、なおかつ現代のサッカー界において貴重な存在でもある。現在ドイツ代表として活躍していながらも、このまま我々とともに戦い続けていくということは、非常に印象的なものだ。ヨナスが解き放ったこのメッセージは、チームのみならずクラブ全体、そしてファンの胸にも強く突き刺さることだろう」とコメント。

かつてバルセロナへの移籍をも見送った忠義の男ヘクターは、これまでケルンにて、ブンデス1部と2部通算172試合に出場し、6得点11アシストをマーク。なおケルンは週末に行われたシャルケ戦でドローにおわり、リーグ戦のこり3試合というなかで残留圏内までの勝ち点差は8という状況にある。


 


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