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2017年11月11日

ナビー・ケイタ「車さえ僕を止められなかった」

RB Leipzig
RBライプツィヒ
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テーブルから落ちてきたもの全てがサッカーを学ぶ手段だった・・・。来夏にリヴァプールへと移籍するナビー・ケイタが、Goalとのインタビューのなかで、自身のこれまでの生い立ち、キャリアについて語った。

ギニアの首都コナクリ近くにあるち、コレヤという町で育ったケイタ。スパイクも履かず、「ボールと呼ばれるモノ」を追いかけ、ストリートサッカーに明け暮れる日々を過ごしていており、当時について「小柄だったからとにかく戦いを挑まなくてはならなかった。通りゆく車さえ僕を止めることはできなかった」と振り返る。

そして次第に地元でのベストプレイヤーと呼ばれるなど頭角を現し、12歳ではスカウトから「欧州」の言葉も耳にするようになり、学業に集中することを望んでいた両親も応援するようになったという。

それから四年後には、ケイタはトライアルを受けるためにフランスへと向かったのだが「両親はとても不安を感じていたけど、実際に思っていたよりも難しいものだった。言語以外はすべてが別物だったよ」とケイタ。「夢が実現するあと一歩手前のところで、突如として足元が崩れ落ちてしまう。それからまた最初からやり直しとなるんだ」と言葉を続けている。

そんななかでル・マンがそのポテンシャルを評価するも、財政難から獲得には至らなかったことから、FCイストルのスポーツディレクターに推薦。改めてトライアルを受け、最終的に3年間のプロ契約を掴み取った。

それからはみなさんもご存知の通りだ。ザルツブルクを経て、昨季に1部昇格を果たしたばかりのライプツィヒへと渡り、そこで昇格組ながらブンデス2位というサプライズを中心選手として牽引。

特に「ギニアにいた時からプレミアで活躍する姿を見ていたシャビ・アロンソと、昨季は相手選手として対峙することができた」と、これまでの自身や積み上げてきたキャリア、そしてそれに投じてきた努力を振り返りながらも「まだはじまりにすぎない」と気を引き締める。

そして来夏には移籍金7000万ユーロで、そのプレミアの舞台、リヴァプールに移籍することもすでに決まった。「覚えている限り、父さんはずっとリヴァプールのファンだったね」と明かしたケイタは、「移籍をとても喜んでくれたし、イスタンブールの奇跡やスティーヴン・ジェラードのことなど、話が尽きることはないよ」と語った。


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