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2017年03月04日

チャルハノールが異議申し立てを行わない理由は?

Bayer 04 Leverkusen
バイヤー 04 レヴァークーゼン
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2月2日から4ヶ月にわかって出場停止となっているハカン・チャルハノール。それは2011年に当時17歳だったチャルハノールが、カールスルーエからトラブゾンスポルへ移籍するため契約を交わすも、それを破棄したとの理由からである。その判断に対して、あと二日以内であれば国際スポーツ裁判所へ、異議申し立てを行うことが可能ではあるのだが、しかしこの権利を使うことはないようだ。はたしてそれは一体なぜなのか?

同選手の代理人は、「まず今の出場停止がいったんストップする確率は30%、さらに出場停止の期間が短くなる確率は5%といったところでしょうか」とコメント。

そしてレヴァークーゼンの法務担当は「二人の弁護士と話し合った結果、今回はアクションをしないことにした」と述べている。

「もしも処分が変わった場合に、選手にとっても、クラブにとっても、あまりいい状況にはならない可能性があるので」

ここの意味するところは、契約を2019年まで残すチャルハノールではあるが、売却候補の一人に数えられているということだ。

「今の状況のほうが、レヴァークーゼンには良いかもしれません」

つまりはもしも国際スポーツ裁判所が、またこの問題をはじめることになれば、最終的に処分が行われるのは「99%」来シーズンということになるからだ。

そうなると夏にレヴァークーゼンが売却を検討する場合に、これが大きな問題になるかもしれない。代理人も「選手、クラブにとって有意義なものであれば」移籍する可能性を示唆している。

なお今週の相手ドルトムントは、ケヴィン・カンプルにとっては2シーズン前に大きな期待を抱いて加入するも、思うように事が運ばずに移籍を決断した苦い経験のある古巣だが、当時についてカンプルは「あのときは冬の移籍市場で唯一の補強ということもあり期待も高かったけど、でもドルトムントでうまくいかなかったからって無駄な時間だったとは思わない」とコメント。「個人的には成長したと思っているよ」と語った。


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