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2017年07月13日

元ドイツ代表双子のベンダーが、レヴァークーゼンで共闘!

Bayer 04 Leverkusen
バイヤー 04 レヴァークーゼン
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ボルシア・ドルトムントのスウェン・ベンダーが、レヴァークーゼンへと移籍することが明らかとなった。これにより双子のラースとともにクラブでは、実に8年ぶりの共闘を果たすことになる。

すでにドルトムントでは木曜に、スウェン・ベンダーがアジアツアーには参加しないことを発表しており、kickerが得た情報によれば移籍金額は1500万ユーロ以上となる見通しだ。

トーマス・トゥヘル監督がチームを率いたこの2年間では、スウェン・ベンダーにとっては負傷の影響もあり、なかなか思うようにことが運ばない日々が続いており、昨シーズンはわずか404分の出場時間に止まっている。

これは2度のブンデス制覇に主力として貢献し、そしてリオ五輪で銀メダルも獲得した守備のオールラウンダーとしては、あまりに物足りない成績だ。

さらにボシュ新監督の下でも、先発奪還に向けては苦しい立場にあるとみられており、CBではソクラテス、バルトラ、トプラク、ザガドゥ、スボティッチが、そして本職のボランチでもヴァイグル、シャヒンの後塵を拝する格好となっている。

なお双子のベンダーは2009年までは、ブラネンブルク、ウンターハッヒング、そして1860ミュンヘンまで共にプレー。その後はスウェンがドルトムントに、ラースがレヴァークーゼンにそれぞれあゆみをすすめ、ドイツ代表ではチームメイトになることもあったが、これからはレヴァークーゼンで共闘を果たすこととなった。

スウェン・ベンダーは、「数日前にヴァツケCEO、そしてツォルクSDの下をおとずれて、ドルトムントで8年を過ごし、新しい挑戦をさせてもらえるようお願いしたよ。僕は子供の頃からずっと、ピッチに立つためにサッカーをしてきた。その希望をリスペクトしてくれたクラブに感謝している。」とコメント。

レヴァークーゼンへの移籍については「とても熱心に誘ってくれたし、切望しているというフィーリングが感じられた。その野心的な目標を達成するためにね。だから僕もどうしても移籍したい、そう感じられたんだよ」と説明している。

一方のヴァツケCEOは「これからもベンダーに残ってもらいたかった」としながらも、「しかし彼はここドルトムントのために非常に貢献してくれたという側面」を考慮し、「だから希望についてリスペクトした」ことを明かした。

またレヴァークーゼンのヘアリヒ監督は、「彼のプレーだけでなく、そのメンタリティ、チームスピリットからも、彼はピッチの内外で理想的なリーダー的存在だ。こういう選手はどの監督だって欲しいものさ」と喜びをみせている。


一卵性双生児の二人はともにブンデス2部にて同時にプロデビューを果たしており、当時のシュヴァルツ監督は2007年1月28日のオッフェンバッハ戦にて、後半73分からラースを、80分からはスウェンを投入した。

それから移籍するまで二人が出場した29試合では、2部1860ミュンヘンは8勝11分10敗を記録。そして2009年以降、逆に二人が直接対決した試合では、スウェンの3勝2分1敗に。またドイツ代表で二人が同時に出場した試合では、1勝1分2敗。一昨年に出場したリオ五輪では、決勝で開催国ブラジルに敗れ銀メダルという結果に終わっている。


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