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2017年07月18日

スウェン・ベンダー「双子のラースが移籍の理由ではない」

Bayer 04 Leverkusen
バイヤー 04 レヴァークーゼン
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守備の要としてレヴァークーゼンは先日、主将ラース・ベンダーの双子スウェン・ベンダーを移籍金1250万ユーロで獲得した。そんな元ドイツ代表が語る・・・

…双子のラースが主将を務めるレヴァークーゼンに移籍。その理由は?
スウェン・ベンダー:8年間ドルトムントで過ごしたんだ。不満なんて言葉はいえないよ。あそこでの自分の立ち位置というのは理解している。でも僕が望んでいたこと、ピッチに立つことがあまりできなくなってしまった。だからサッカーの面を考慮して、今回の決断に至ったよ。将来性という点でみれば、僕にとってはレヴァークーゼンの方が明らかによかったんだ。

…ペーター・ボシュ新監督の下での再出発というオプションは?
ベンダー:そのことを聞いてきた人も何人もいた。確かに新しい監督の下では、新しいチャンスが生まれるといわれているからね。でも僕は自分のために今回の決断を下した、新しいものを求めていたし、新しい刺激がほしかったのさ。

…他からのオファーもあったと思うが、双子のラースの存在も決め手に?
ベンダー:最初からレヴァークーゼンのオファーに集中していた。自分にとって考えられる唯一のオプションだったと思う。でもそれにはラースは関係ない。むしろ自分を必要とし、評価してくれるクラブを探していたんだ。レヴァークーゼンは難しいシーズンを過ごし、これから再び立ち上がろうとしているところだし、それは僕にマッチしているかもしれないと思った。僕自身も新しいスタート、新しいことにチャレンジしたかったからね。ラースはまったくその要因とはならなかったよ。ただ彼と一緒にプレーできるというのは、嬉しいおまけといった感じだ。

…センターバック、守備の要としての役割になる
ベンダー:確かに、僕はそういうプランになっているよ。

…チームを引っ張っていく存在に
ベンダー:それが自分にできることだと思うし、ぜひやりたいとも思っている。経験とプレースタイルによって、牽引することは可能だと思うし、それはチームに好影響をもたらすとも思っているよ。

…兄弟ともに負傷に苦しんでいる
ベンダー:目標としては、ピッチの上に多く立つということ。ここのところは特にピッチに立てない日々が続いてしまった。怪我の影響もあったと思った人もいたみただけどね、単純になかなかプレーできなかったということさ。だからもしかすると、そういう意味でも今回の移籍はいいかもしれない。心機一転の出直しということで、怪我のイメージを払拭するチャンスになるかもしれない。

…代表への復帰について
ベンダー:そのことについては、このオフにはまったく考えなかった。レヴァークーゼンで自分のチャンスをつかみたいと思っていたよ。それ以外のことはあとからついてくるものだろうし、そうならないかもしれない。そのことをあまり意識しすぎるようなことはしたくはないね。

…ヘアリヒ監督の印象について
ベンダー:印象としては間違いなくポジティブだ。レヴァークーゼンはとてもいい監督を見出したと思うね

…レヴァークーゼンとドルトムントの比較について
ベンダー:まったく異なるものだと思うし、だから僕にとっては重要だったといえる。僕はまったく違うクラブを探していたんだ。初日から比べていくようなことは避けたかったのでね。それはとても難しいものだよ。レヴァークーゼンは決して小さなクラブではないし、ここ数年はずっと欧州の舞台で活躍をみせてきた。

…CLモナコ戦でのバス襲撃事件について
ベンダー:あのような経験というのは、なかなか忘れられないものだよ。それでもそういったことを、なんとか乗り越えていく。僕たちはそれを学んだ。僕自身はあの日から、とても感謝の気持ちが強くなったと思っている。それ以前にも大切に思う気持ちや感謝の気持ちは持って臨んでいたけれど、でもその意識がより強くなったんだ。続けていきたいと思う。人生で何が重要なことなのか、そういったことに感謝しながらいきていくべきだと思うんだ。

…今季の目標について
ベンダー:レヴァークーゼンにとっては、またブンデスでいい役割を演じるということが重要だ。いまはコンスタントさを増していくということ、そしてチームを作り上げ、安定させて、いいサッカーするということに取り組んでいる。僕としてはピッチにしっかりとたち、チームを牽引し、そしてパフォーマンスをしっかりと発揮したいということだ。


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