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2017年10月20日

ドイツ代表ベララビがベンチに甘んじる理由とは…

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万全の状態にあるカリム・ベララビがベンチに座る・・・?それはロジャー・シュミット監督の下では、決して想像もつかなかったことだ。しかし今夏に就任したハイコ・ヘアリヒ監督の下ではその立場は一変している。

先日のヴォルフスブルク戦でも、元ドイツ代表MFは90分間ベンチから試合を見守った。その前にベンチから見守るしかなかったのはハンブルク戦でのことだ。その間に行われたシャルケ戦では先発出場してはいたものの、失点に絡んだあとで前半のみで途中交代。「良い形でシーズンをスタートさせたけど、でもここのところの試合では物足りないものをみせていることは理解している」とベララビは語っている。

開幕から8試合が経過した時点で1得点0アシスト。加えてとの1点というのは、22回もシュートを放っての結果でもあるのだ。ほかのライバルたちに目を向けてみれば、レオン・ベイリーは13回のシュートチャンスで1得点(2アシスト)とほぼ半分、ユリアン・ブラントは5回のチャンスで2得点、さらに同じくベンチに座っているアドミール・メーメディでさえ9回のチャンスで1得点決めているのである。「もっと正確性をみせないといけない。」とベララビはコメント。

だが2016年8月からドイツ代表招集が見送られているウィンガーの問題はそれだけではない。カウンターを仕掛けられた際の守備への転換についても問題を抱えている上に、マネージャーを務めるヨナス・ボルト氏が「読まれにくい」と賞賛するそのコンビネーションは、敵のみならず味方をも混乱させてしばしばコントロールを失ったプレーを露呈してしまっているのだ。うまくいけば、それも武器になるのだが」

そのため昨季にもコルクート前監督の下で、ベララビはベンチ降格を味わっており「もっとうまくやれることはわかっている。」と同選手は語ったが、「でも決して冷静さを失っているということはないよ」との強調。果たしてこれからベララビは逆襲に転じることができるのだろうか?


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