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2017年12月11日

フェラーSD「ビデオ判定審判員はどこにいった?」

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金曜日に行われたレヴァークーゼンvsシュトゥットガルト戦での後半70分、エキサイトしすぎていたサンチアゴ・アスカシバルは、ユリアン・ブラントに対して背後から激しくタックル。その際に、足首の甲の大半を踏みつけられたブラントは、痛みで顔を歪めてそのままピッチに倒れ込んだ。

わずか1週間前には、まったく同様の場面をレヴァークーゼンは、逆の立場からみていた。それはボルシア・ドルトムント戦での前半終了間際、ゴンザロ・カストロに対して同様のチェックを行なったヴェンデウに、一度は警告が出されたものの、ビデオ判定によって退場処分がなされたのである。

しかし今回はビデオ判定の末に、主審が出した警告がそのまま支持されるという結果となった。「ビデオ判定審判員はどこにいってしまったんだ?」と、試合後にフェラーSDはコメント。「シュトゥットガルトは退場選手を出さずに済んでついてたな」と言葉を続けた。

ハイコ・ヘアリヒ監督も「先週と比較するなら、退場処分が妥当だったろう。」と批判。「ただ私にとって何より重要なことは、ブラントが怪我なく自宅に戻れたことではあるがね」と述べている。

最終的にはレヴァークーゼンが2−0で勝利を収めたものの、しかしながら処分に対する線引きの不透明さが改めて浮き彫りとなった結果でもあり、さらにヴェンデウは3試合の出場停止処分を受けたのに対して、一方のアスカシバルは次節も引き続き出場可能という不条理さも、レヴァークーゼン側の苛立ちを募らせていることだろう。


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