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2018年01月29日

ヘアリヒ監督がベイリーに諸手を挙げて賞賛しない理由

Bayer 04 Leverkusen
バイヤー 04 レヴァークーゼン
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後半から両ウィングを左右で入れ替えたことが功をそうする形で、まもなくしてレオン・ベイリーが均衡を破る先制ゴールを決めることに成功したレヴァークーゼン。この時の判断について、試合後ユリアン・ブラントは「前半にレオンが、サイドチェンジをしようと提案したんだ。これで僕たちが中に入っていってシュートできるとね。あのゴールは、彼の考えが正しかったということだよ」と語った。

そのベイリーは「レフティとして右サイドの方がオプションがより多く得られるんだ。僕はとてもフレキシブルで、もちろん監督の求める場所ならどこでもプレーできる。でも右の方がやりやすさを感じるし、逆にユリアンは左サイドがそうなんだ。クレバーさが大切だと思う。どのあたりを変えていくべきか。それがうまくいったんだよ。」と説明。そんなベイリーについて、ブラントは「今は彼は僕たちにとってとても重要な存在だ。先制点や決勝点といった形で、彼は状況を打開してくれる。この流れが続くなら。まさに彼は値千金という感じだね」と賛辞を送っている。

一方のハイコ・ヘアリヒ監督は「ポジションの入れ替えについては、短時間ながらこれまでにもやって来たことだ。彼ら自身で決めていい。もしもうまくいかないと思えば、とくに守備がうちのプレーのベースなわけだからね、そこで手を加えることもあっただろう。今回は彼ら自身で決断していたがね」と説明。「私はそんなお祝いモードにまでは浸れないよ。彼はチームプレイヤーで、そうありつづけるべきだ。彼はいい若者だよ。」との考えを強調している。

「彼のプレーについては、確かに得点力は非常にいいし、ボールをもったときはとてもいいが、守備についてもとても重要なんだよ。先週は2・3つの場面で、ホッフェンハイムに危険なところまでこさせてしまった。彼らのポゼッションサッカーを、よりよくさせてしまうようなね。その辺りについては、彼と取り組んでいるところだよ」と言葉を続けた。「それに今日は本当にいいプレーをしていたと思うが、ただ3vs1となったあの場面については、横向きにプレーしなくてはならなかった。それでよりよいポジションを見ることができるようになるよ」

またこれによりレヴァークーゼンは2位をキープしたが、「私はマラソンをみて、23km地点で2位グループにいるから喜ぶようなランナーをみたことがないよ。まだ何も結果は手にしてはいないんだ」との見方を示し、「今は選手たちがしっかりとノルマを果たせているし、それは素晴らしいシグナルだと思う。これについてはちょっとほめることはできるよ。」と語っている。

ヘンリクス、ライプツィヒには移籍せず



なお先日RBライプツィヒでは、ドイツ代表SBマルセル・ハルステンベルクが重傷を負い今夏のワールドカップ欠場という事態へと陥ったが、そこで今は思うように出場機会を得られていないベンヤミン・ヘンリクスへと関心。同じくヘンリクスとしても、今夏のワールドカップを視野に入れている選手であり、これからアピールを行なっていきたいところだが、あくまでこのままレヴァークーゼンでやっていくことを決断。ただ順位を直接争う相手に、あえてレヴァークーゼン側が塩を送るような真似をしなかったという可能性も決して否定はできないが・・・。


 


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