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2018年08月01日

ブラント「エジルだけがW杯早期敗退の理由ではない」

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 メスト・エジルの代表引退を巡るテーマについては、ヨアヒム・レーヴ代表監督やマネージャーのオリヴァー・ビアホフ氏のみならず、ドイツ代表で共に戦ったチームメイトからのサポートの声も寄せられている。レヴァークーゼンのキャンプに参加しているユリアン・ブラントもそのなかの一人だ。

 ワールドカップ最終メンバーを発表する前に起こった、エルドガン大統領との写真撮影により巻き起こった今回の騒動は、ワールドカップ本大会に入ってもなお沈静化することはなかった。「でもその騒動が僕たちから本分へ集中することを忘れさせたというようなことはない」とブラントは強調。「チーム内でそのことは話題にもなっていない」と述べ、ワールドカップ早期敗退にエジルの騒動が悪影響を及ぼしたということは否定した。

 ただしエジルの代表引退によって火がついた、政治的な部分における議論については、ブラントは距離を置く姿勢をみせており「意見を口にしたい人たちについては、この数週間でもうそれがなされていると思うよ」と述べるにとどまっている。

 22才の攻撃的MFは今回のワールドカップで起用された全3試合ともに、ジョーカーとしての起用となっており、そのなかでメキシコ戦やスウェーデン戦ではポストに嫌われるなど、プレーの面で結果を出せなかったことについては認めながらも、エジルをスケープゴートにするような考え方については異を唱えた。「メストが敗退の理由ではない。彼もいくつかのミスはしただろうし、決してベストパフォーマンスを発揮したという訳ではないだろうけど、でもそれは僕たち全員に言えたこと。彼だけに限定するような考え方は間違いだと思うよ」


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