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2016年03月29日

2部とのテストマッチで見えたマインツの課題

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2部10位のカールスルーエとのテストマッチでは、マインツはオフェンスで良い面を見せながらも、ディフェンス面ではもろさを露呈する結果となった。


その理由について、シュミット監督は「いくつかだらしのない守備を見せてしまった。いかにもテストマッチという感じだったね。ボールに対して、100%の集中ができていなかったよ」と説明。その一方で「ボールを持った時には、良いところが見れた」とも述べている。


その中でも特に挙げられるのが、この日CBコンビを組んだアレクサンダー・ハックと、シュテファン・ベルによるビルドアップだろう。両サイドに構えるクレメンスとオニシウォにうまくボールを配分していた。


ただ今冬加入のカリム・オニシウォに関しては、まだ実戦経験が不足しており「彼を復調させるのが我々のタスクだよ」とシュミット監督。


さらに負傷などで現在はブスマンに左SBのポジションを明け渡しているピエル=ベングトソンにも同様の事が言え、「精力的ではあるのだが、しかし実戦経験の不足が見て取れたよね」と語っている。


またこの試合で光と影の両方を見せる結果となったのが、今シーズンは予想外で役割を得られていないクリストフ・モリッツだ。前半ではトップ下としてプレーした同選手は、ボールをうまく分配し、シュートも積極的に放っていたものの、2度のビッグチャンスを逃す結果に。後半ではCMFへと位置を下げ「ボールを持った時のストロングポイントが見て取れたね」と指揮官が評したように、ボールを奪うことをそこまで得意とするわけではないが、良い答えを見出す事ができていた。ただし試合の終盤ではあまりにパスミスが目立っており、試合を通じてコンスタントにパフォーマンスを発揮することが課題となる。


なお筋肉の問題により長期離脱を余儀なくされていた副主将のCBニコ・ブンガートと、若手MFフィリップ・クレメントに関しては、まだ遅れが見て取れており、残り7試合はジョーカーとして起用されることになるだろう。

 


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