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2017年10月12日

フレキシブルさが目立つマインツ、課題はチャンスの活かし方

1. FSV Mainz 05
1. FSVマインツ05
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今季からマインツIIよりトップチームの監督に昇格したサンドロ・シュヴァルツ監督にとって、確かにここまでは厳しい船出となったと言わざるを得ないだろう。得失点差により13位につけているとはいえ、勝ち点7は入れ替え戦となる16位ハンブルクと同じ数字だ。

しかしその一方で選手たちからの評価は高く、練習や戦術面での考え方、よりフレキシブルさを与えていることなど、「彼の考えというものは、すでにピッチでも示せていると思うよ」と主将のブンガートは述べている。

たしかにホッフェンハイム戦では不運にも見舞われ敗戦を喫したが、それでもホッフェンハイムが誇る高いテンポにうまく対応し、その後に迎えた守備的なヘルタ・ベルリンに対しては、逆にコンパクトに構えて対応。その後のヴォルフスブルク戦では3ボランチを起用するなど、フレキシブルな対応で勝ち点を稼ぐことができている。

ただしその一方で敗戦を喫したホッフェンハイム戦や、ヴォルフスブルク戦で勝ちきれなかったように、チャンスをうまくいかせずに「勝ち点3は今より多かった」と、レネ・アドラーが振り返っていることからも、オフェンス陣の奮起がこれからの課題としてあげられるだろう。

代表戦期間後には、ここのところは不振がつづく前述の16位ハンブルクとの対戦が控える。ぜひともここで勝利をおさめ、下位争いから抜け出す足かがりとしたいところだ。