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2017年11月22日

マインツ、カルーザ会長を巡る騒動は泥沼化

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秘密裏にクラブ側から収入をえていたとして解任されたシュトルツ前会長のあとを受ける形で、今年の6月に新たに会長へと選出されたヨハネス・カルーザ氏。しかし就任からわずか4ヶ月たらずのうちに、すでに信頼を無くしてしまったようだ。

周囲の声に耳をかそうとしないその姿勢に対して、クラブ全体が苛立ちを募らせており、週末にはマインツの首脳陣が緊急ミーティングをひらき、カルーザ氏について改めて意見交換。そこでは誰も、同氏をサポートするものはいなかったという。

そしてどうやらそのことはカルーザ氏本人も実感している模様で、改めて早期退任の考えは否定したが、「新会長戦にむけた選挙の実施には理解を示す」発言を行なっている。


ただ仮にカルーザ氏が辞任していたとしても、まったく問題がなかったわけではない。そうなれば即座に緊急会議が行われることになり、そのときまでには適した提案の準備がもとめられることになるのだ。

さらにカルーザ氏が退任となれば、そもそも相談役会は現在3人いる役員会をさらにもう1人増やしたいと考えており、もしもカルーザ氏の分まで入れ替えるとなると、相談役会の意向があまりに強く反映されるという問題もある。


しかしながら役員会のメンバーはすでに、カルーザ氏とともに仕事を行うことは不可能だとも見ており、特にマネージャーを務めるシュレーダー氏にいたっては、このまま状況に変化がないならば、自身の退任も辞さない覚悟をもっているようだ。

だがマインツとしてはそれだけはどうしても避けたいところ。これからもクラブの中心的存在として、シュレーダー氏にはとどまってもらう必要があるだろう。クラブの変革にむけて、マインツは大きな岐路に立たされている。


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