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2017年11月28日

マインツ、2年越しのデビュー戦で一発回答のベルグレン。FWの定位置争いに名乗り

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週末に行われたフライブルク戦では、1人の選手がマインツの選手としてのデビュー戦を飾った。身長194cmを誇る、24才のFWエミル・ベルグレンだ。しかし同選手はなにも、今夏に加入した選手というわけではない。ベルグレンがマインツに渡ってきたのは、およそ2年も前に遡ることになる。

当時22才の若手FWとして2部ブラウングシュヴァイクで頭角を表していたベルグレンは、、その当時から膝に問題を抱えており、復活を期して臨んだ夏のトレーニングキャンプでは前十字靭帯断裂を断裂。ここまで離脱を余儀なくされてきた。

しかしついに、週末の試合で後半79分から投入されると、そのロスタイムには移籍後初得点もマーク。見事期待に一発回答して見せている。「得点を決めれて満足だよ」と喜びをみせたベルグレンだったが、敗戦もあって「でも記事の見出しは”敗戦に失望”になってしまうんだろけどね」と言葉を続けた。

ただいずれにせよベルグレンにとって、この試合が「大きな、重要なステップ」であったことには変わりなく、マネージャーを務めるルーヴェン・シュレーダー氏も「エミルは短い時間で非常にいい印象を残していた、得点への脅威をみせていたね」と賞賛。さらなるオプションの増加へ喜びをみせた。

一方のベルグレンは、現在の状態について「フィジカル面は完璧だ。まったく問題は感じないし、チームの助けになれる用意はできている」とコメント。これからはこの日背中の問題で欠場した武藤嘉紀、そして代役を務めたケナン・コドロとの三つ巴の戦いに名乗りをあげていくことになる。

アレクサンダー・ハックも久々に復帰



さらにこの試合では、夏に内側側副じん帯を損傷し、その後に筋損傷を抱え離脱が続いていたアレクサンダー・ハックも復帰を果たした。実際は11月はじめには復調していたものの、フィジカル面での遅れや、今年から就任した新監督のシステムなどの習得に勤しんでおり、ただU23でプレーした経験もあってか先発としていきなり起用。

シュヴァルツ監督は「よくやってくれたね」と評価を述べ、一方のハックの方は「負傷以来、久々の出場となったけど、早くチームのなかに入っていけたと思う」と、復帰戦に喜びを見せた。


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