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2018年01月26日

武藤&クアイソンの2トップでオフェンス力が改善したマインツ

1. FSV Mainz 05
1. FSVマインツ05
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入れ替え戦となる16位ブレーメンまでの勝ち点差は4、現在は15位につけている1.FSVマインツ05。しかしながら復調に向けた勢いは感じ取ることができる。最近の公式戦4試合では、マインツはオフェンス面で納得のパフォーマンスをみせることができており、少なくとも1試合で2得点をマーク。どうやら戦術面での変更が功を奏しているようだ。

「2トップにしてから、前線ではいい雰囲気が感じられるようになったね」と、サンドロ・シュヴァルツ監督はコメント。実際にシステムを3ー3−2−2へと変更してからは、得点に対してより危険度が増しており、相手のペナルティエリア内に侵入する場面も定期的にみられるようになってきた。それはFW陣が目的に則した形で走り込むことができているということ、そしてもう一方では中盤の選手たちからダイレクトに最前線へとボールを供給することを狙っているためであることも挙げられるだろう。

特にシュヴァルツ監督は、ロビン・クアイソンについて賞賛。若きスウェーデン人FWは継続して成長をみせており、現在見せているマインツのプレースタイルの恩恵を受けている選手だ。

同様のことは、FWでコンビを組む武藤嘉紀についてもいえる。あまりこういうことは起こらないものだが、ウジャーというライバルが加入して以降、日本代表FWの得点力は明らかに増してきており、チーム内の定位置争いが勢いへと変わっていったのかもしれない。スピードに長けた武藤は後半戦での2試合中、マインツがあげた5得点のうち実に3得点をマークしている。

ただその一方で課題もまた露呈されており、最近5試合におけるマインツの失点数は、実に1試合平均2点とあまりにも多すぎるものだ。「シュトゥットガルト戦ではいい土台ができてたし、決してくずされて失点を重ねていたわけではない」と指揮官。それでも3得点をあげたマインツが勝利をおさめることができたのだが、

これから迎えるタフな対戦カードでは、守備面での安定化は必須だと言えるだろう。まずは週末の2位レヴァークーゼン戦を皮切りに、翌週は王者バイエルン、その後には強豪ホッフェンハイム戦が控えているところだ。


 


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