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2018年03月03日

マインツのFW事情:求められる武藤嘉紀の力、ウジャーに期待感

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現在マインツの2つのFWのポジションをめぐる定位置争いは、4人の選手たちによって繰り広げられている。まず一人目としてあげられるのが、日本代表FW武藤嘉紀だ。

4人のうちで最高となるkicker採点平均3.4をマークしている武藤は、ここまでマインツのFW陣のなかでもっともその得点力を示している選手であり、PA内で危険な場面をみせている他、守備の面でも最初のDFとして精力的なプレーを披露しているところだ。昨季は1部残留に大きく貢献するゴールをフランクフルト戦で決めている。ただしFWのパートナーとして、フィジカルに長けたタイプの選手が求められているところだ。

そこでフィジカルなタイプとして、今季第13節に長期離脱から復帰して即座に存在感を示してみせたエミル・ベルグレン(kicker採点平均3.6)が控えている。身長194cmという高さを活かして空中戦での強さをみせるほか、ボールをつなぐなど、クレバーなプレーをみせており、特にシュヴァルツ監督がロングボールを多用したいときには、ベルグレン、もしくはウジャーが必要となってくる。

そのアンソニー・ウジャーについては、かつてケルンで活躍したことからも、今冬の復帰時には即戦力としての期待値もあったのだが、しかしながらまだ遅れを取り戻している段階であり、ここまでは4試合の途中出場。しかしながらそのフィジカル、得点力、PA内での強さはマインツにとって必要なものであり、代表戦開けには万全なところまで回復することだろう。そのため残留争いを演じていくなかで、ウジャーがサプライズとして浮上してくる可能性もある。

また今季ブレイクを果たしているのが、ロビン・クアイソン(kicker採点平均3.6)だ。その高いサッカーIQと深い位置へと侵入するそのスピードある動きを首脳陣は高く評価しており、ウィングでもプレー可能な24才はマインツのオフェンスを活性化させてくれる存在にもなりうるだろう。しかしながら前半戦では2得点におわるなど、決定力不足も露呈しておりこのあたりは改善していきたい。


 


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