ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2018年05月14日

武藤嘉紀:さようならマインツ!そしてこれからW杯へ?

1. FSV Mainz 05
1. FSVマインツ05
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


週末に行われたヴェルダー・ブレーメン戦が、おそらくは最後のマインツでの試合ということになるであろう武藤嘉紀。試合後にはマインツでの時間とファンからのサポートに対して感謝の気持ちを伝えた。また今シーズンについて改めて振り返って、代表から遠ざかったことへの失意も覗かせている。

「シーズンは実質的に、もう先週で終わっていたと思います」との見方を示した武藤。「モチベーションは少し下がっていましたね」できることならば得点を決めたかった、その悔しさはむしろ別の試合にまで及んでいる。「ハットトリックを決めれたな、と思う試合もあります。でも思ったところにボールをもっていけずに、ポストに嫌われたりしました。あれは残念です」。

今季は8得点でチーム最多を記録したが、「難しいシーズンでした。残留争い、厳しい雰囲気、そして戦術の変更。それに代表メンバーからも外れるようになりましたし、なかなか思うように行かないところがありましたね。だから終わってみて、満足を口にできるわけではありません」とコメント。

「せめて二桁得点を決めたかったですし、それに最初からPKを自分が蹴るというところをみせるべきだったかなとも思います」と述べ、もしも得点をもう少し上積みできていれば今夏のワールドカップを睨み、代表へのチャンスが少し上がったかもしれないともみているところだ。

「今は、ただ待つだけです。やれることはやりました。とてもいい状態にはありますし、ただゆっくりと休むのではなく、明日もまたしっかりとトレーニングしますよ。もし明日飛行機に乗って日本に戻るなら、筋肉が張りますしね」

しかしながら武藤が再びマインツに戻ってくる可能性は、決して高いものではない。むしろ移籍の流れにあるといえる。「マインツはすばらしいクラブです。ファンは温かくて、残留を果たせたのは彼らのサポートがあったからこそだと思います。プレーするときは大きな力を与えてくれました。このことにとても感謝しています。」

この言葉からはもうマインツ時代が、すでに過去のものとなってしまったかのようだ。この3年間でリーグ戦66試合に出場した武藤は、20得点10アシストをマーク。契約は2019年までとなっており、次の新天地の場については、すでにプレミアリーグにあるとみられている。


 


  • ブンデスリーガ・各チーム情報