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2018年07月15日

アドラー離脱で展開される、マインツの先発GK争いの行方

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レネ・アドラー不在に伴い、マインツでは現在は3人のGKによって先発争いが展開されている。まず一人目は、2016/17シーズンの終盤にレッスルとの定位置争いを制し、昨季後半戦ではスパルタ・ロッテルダムへ武者修行に向かっていたヤニック・フートだ。昨夏に優勝を果たしたU21欧州選手権には負傷のために参加できなかったものの、この候補者の中ではサイズを除き、特にこれといった穴のない24歳だ。

もう一人は、昨季アドラー離脱の際にバックアップを務めたロビン・ツェントナー。昨季のグラードバッハ戦で、ボールを思いっきり空振りしたシーンがユーチューブでも話題となった23歳だが、しかしながらポカール16強ではシュトゥットガルトからゴールを守り抜くなど、特にフィジカルに長けたGKであり、ライン際での反応も良いがまだ伸びしろを感じさせる選手だ。

そして最後の選手が、20歳と最も若いフロリアン・ミュラー。アドラー、ツェントナーと二人が負傷離脱したチャンスで、生き残りをかけたハンブルクとの一戦を託された同選手は、そこで見事その節のMVPに輝く活躍を披露。フランクフルト戦でみせた1度を除き、それ以外はこれといったミスは見せていない。

将来的にみて、このミュラーがマインツのゴールを託されることは確かだろう。昨季もそのポテンシャルの高さは証明してみせた。シュヴァルツ監督の起用法からも、このまま先発する姿が想像できる。そしておそらくはこれからはツェントナーとフートとの間で、第2GKの座を争うことになり、敗れた者はチームを後にすることになるはずだ。


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