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2017年08月19日

バイエルンのヘーネス会長、デンベレの問題では「契約が重んじられるべき」

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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歯に衣を着せぬ発言で知られる、バイエルン・ミュンヘンのウリ・ヘーネス会長だが、そのヘーネス節は今季のブンデス開幕戦でも健在だった。現在話題となっているウスマン・デンベレや、DFBポカール1回戦ロストックvsベルリン戦でのファンの暴動、さらに自身の進退に対する声にも持論を展開している。

そもそもヘーネス会長は、契約の中に例外条項や代理人にとって有利な内容が含まれることに批判的な立場を示しており、「そもそも代理人は選手の同意なく動けるものではない。二人が1つになってタッグを組む必要があるんだ。」と前置きして、「我々としてはどちらが上の立場にあるのか、それを明確にしなくてはならないよ。そしてクラブが上にあるべきなんだ。我々はしっかりとした考えをもち、その上で契約を結ぶ立場にある。だからこそ、契約こそが効力をもつべきで、そのなかで選手や代理人が動くべきなのだ。だからあくまで契約が前提となるということ、それを我々は明確なものにしていかなくてはならないと思うよ」とコメント。

今回のデンベレの移籍騒動については、「もしもドルトムントが設定した金額で売却するのではあれば、あくまで勝者はドルトムントだ。選手ではない。なぜなら選手は価格を設定できないのだから」と述べ、もし今回のストライキにはバルセロナが関係していれば、「そんなクラブに対して敬意などもてない。契約を持った選手に移籍するようつっつくような真似は最低だよ。そんなことに応じる必要などない」と、ドルトムントが貫く強気の姿勢を支持した。

また最近ではとくに、DFBポカール1回戦ロストックvsベルリン戦で起こった、ファンによる暴動にも注目が集まっているところだが、このことについては「私はもちろん、争いよりも対話を望む側の人間だ。みんなで答えを見出していく必要があると思う。過激なファンの好き勝手にさせてはならない」と発言。

その一方で自身についても、今後いつまでクラブに関わるのかなどの声もあがっているが、ヘーネス会長はあまり身を引く考えをもってはおらず「これまで成功と大金を手にし、リゾート地でゆっくりと過ごすということもあるだろうが、私はウリ・ヘーネス。バイエルンはライフワークであり、これからもみなさんをワオ!と言わせたいと思っているよ」と意気込みを見せている。


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