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2017年08月28日

元ドイツ代表主将マテウス氏「ミュラーには彼を求める監督が必要」

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1990年7月8日。ドイツ代表の主将としてワールドカップ優勝杯を空に掲げたローター・マテウス氏。来夏にはロシアでのワールドカップが控える重要なシーズンに向け、ティモ・ヴェルナー、さらにはトーマス・ミュラーについて自身の考えを語った。

「トーマス・ミュラーは、バイエルンで難しい状況へと置かれてしまっている。だが代表での定位置については確保しているがね」と語った同氏は、「バイエルンにとって重要な選手であるにも関わらず、そこまで起用されていない。そして今シーズンも、その状況が変わるとは・・・、むしろ私は懐疑的に見ているよ。ただそれは彼自身の問題ではなく、彼を必要としてくれる監督の存在、彼を先発として起用したいと思う指揮官がいればの話だ。そこで彼は、決して期待を裏切るようなことはしないだろう」と言葉を続けた。

まさにドイツ代表のヨアヒム・レーヴ監督の下では、まさにその言葉どおりにうまく機能していることが見て取れる。しかしカルロ・アンチェロッティ監督が就任して以来、ミュラーの状況は変わった。「ミュラーはウィングの選手でもなければ、トップの選手でも、トップ下の選手でもない。その全ての中間に位置する選手なのだ。しかしカルロ・アンチェロッティは、厳格にポジションを定義して考え、そのように実践している」と、マテウス氏は指摘する。

なお今回の代表戦期間では、ドイツ代表は2試合のワールドカップ予選が控えているところだが、ミュラーとともに注目を集めているのが、ティモ・ヴェルナー、ラース・シュティンドル、レオン・ゴレツカといったコンフェデ杯で優勝へと導いていった選手たちだ。「ヴェルナーについては、私なら常に参加させるね。スピードとテクニックにいいものがあり、得点力はすでに実証済みだよ」と評価。

さらにシュティンドルについても、「彼はコンフェデ杯でチームを牽引していた。私が知る限りもっともクレバーな選手の一人だよ。」と述べ、さらにゴレツカについては「彼の視野の広さ、対人戦での強さ、そして精力さには強い確信を抱いている」と賛辞を送った。


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