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2017年10月01日

サニョル暫定監督、ベルリン戦では重圧を跳ね返せるか?

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数日前までには誰も予想だにしなかったことだろう。日曜日に行われるヘルタ・ベルリン戦では、バイエルン・ミュンヘンはカルロ・アンチェロッティ氏ではなく、ウィリー・サニョル氏を暫定監督に立ててベルリンでのアウェイ戦に臨むことになるのだ。

すでに先日ウリ・ヘーネス会長が、代表戦期間後にも新指揮官を立てたいとの考えを示していることからも、サニョル氏が監督を務めることになるのはこの1試合のみになるだろうが、それでも先日のパリ・サンジェルマン戦で先発から外されていたメンバーたちの起用法や、メンバー外となっていたボアテング、さらには出場機会が減少していたミュラーなど、今回の先発メンバーに対する注目度は高い。

そんななかで行われたプレスカンファレンスでは、そのサニョル氏ではなく、ハサン・サリハミジッチSDが出席。パリ・サンジェルマン戦での敗戦後からの「選手たちへリアクションを期待している」と述べ、「言い訳はきかない」と意気込みを示した。

なお今回の解任劇にいたった判断については、先日ラジオ番組にてウリ・ヘーネス会長がすでに語っているが、この日はサリハミジッチ氏は「状況を落ち着いて分析し、そして選手たちとも話し合いを行なった」ことも明かしている。

ではこれからバイエルンはいったいどのような決断を下し、そしてどのようなシーズンを戦うことになるのだろうか?だがその疑問に至る前に、なによりも重要なタスクがこの試合にはある。勝ち点3と奪って落ち着いて代表戦期間を迎えるということ。選手たちには監督交代という重圧だけではなく、すでに首位ドルトムントが勝利していることから、これ以上勝ち点差をはなされてはならないというプレッシャーもかかっているのだ。


ハサン・サリハミジッチ(SD:バイエルン)「(ドイツ語が話せる指揮官を希望?)それができればいいだろうね。ただどの名前についても口にするつもりはない。我々のなかでしっかりと決断を下す。求めていることは全ての問題に対処できる手腕、バイエルン・ミュンヘンに対していい解決策を見出してくれる人物ということだよ。それは決して簡単なタスクではない。特にシーズン中なだけにね。(パリSG戦での先発メンバーはアンチェロッティ監督からの抗議の意思という見方も)それはないと思うね。カルロがそんなことをするなんて。彼は確信をもってあのメンバーを選択したのだ。戦術的なことを踏まえて、あのメンバーがベストだと考えたのだろう。だがうまくはいかなかったがね。しかしああいうビッグマッチではそういうことだって起こりうるものさ。(解任に至った経緯)夏の準備期間から苦しい状況は続いていたし、多くの試合で敗戦を喫していた。チーム内の雰囲気は決していいものではなかったよ。そしてバイエルンのようなクラブでは、思うような進展がみられなければ、こういう決断だって下されるものさ。(今後にむけて)我々はこの状況から力強く抜け出す。まだシーズンの序盤だし、まだまだ戦いは長くつづくのだ。目標を達成したいし、リーグ優勝を果たしたい。このチームには素晴らしい選手が揃っているし、重要なことはとにかく日曜の試合ということだよ。」


先発予想:ウルライヒ – キミヒ, フメルス, J.ボアテング, アラバ – ルディ, トリッソ – ロッベン, T.ミュラー, F.リベリ – レヴァンドフスキ