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2017年11月13日

バイエルン、今季加入のハメス、ズーレ、トリッソらのここまでの評価

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開幕ダッシュでつまづき、カルロ・アンチェロッティ監督の解任にまで至ったバイエルン・ミュンヘン。しかしその後に復帰したユップ・ハインケス監督の下、就任からわずか2ヶ月たらずでドルトムントに勝ち点差6をつけたちまち首位へと躍り出て見せた。

それでは監督のみならず、今季から加入した選手達の状況はいかがなものか?それを順にみていこう。まずはそのなかで最も活躍を見せている選手、ニクラス・ズーレだ。

ホッフェンハイムから移籍金2000万ユーロで加入したドイツ代表CBは、確かに不動のスターターというわけではないものの、リーグ戦11試合中8試合に出場するなど、バックアップ以上の存在であることも確かであり、その先発した試合は5試合のみながら、ドルトムント、シャルケ戦など重要な試合も含まれ、いずれの試合でも左利きの期待の若手は大きな存在感を示している。

一方で同じくホッフェンハイムから移籍金なしで加入したセバスチャン・ルディも、11試合中ながくプレーしたのは5試合ながら、ここまでそのキープ力と戦術理解度の高さから非常にいい補強になっているといえるだろう。しかしアンチェロッティ監督の下ではリーグ戦6試合全てに出場していたのに対して、ハインケス監督就任からは5試合で3試合の出場、うち2試合は試合終盤からと先発の座の確保にはまだまだ厳しい立場に立たされている。

今夏に加入した選手のうち、もっともビッグネームだったのが、レアル・マドリードからレンタルで加入したハメス・ロドリゲスだ。だが26歳のコロンビア代表は、今夏の準備期間で抱えた負傷のために大きく出遅れ、さらに獲得を切望した恩師カルロ・アンチェロッティ氏が解任されるなど、バイエルンでのここまでは不運続きとなった。しかしながら流れは上向きにあり、採点対象となる試合はわずか4試合とはいえ平均2.63は見事な数字だ。ただし本職のトップ下ではトーマス・ミュラーはじめ激しい定位置争いが繰り広げられている。

またもっともクラブ史上大きな金額をつかい迎え入れたのが、コランタン・トリッソだ。しかしここまでを見る限りは、前述の4選手よりも後塵を拝している感はいなめない。確かに準備期間では順調に私語し、開幕戦のレヴァークーゼン戦ではいきなり初得点もマークしてみせたのだが、ハインケス監督就任から先発の座を失う結果に。たしかにハンブルク戦では得点をあげアピールに成功したものの、その後に与えられたCLセルティック戦、そしてDFBポカール・ライプツィヒ戦のいずれも、その期待に応えることはできなかった。


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