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2017年11月16日

バイエルン、ミュラー=ヴォールファールト医師復帰で思い描く医療改革とは

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ここ数年にわたりFCバイエルン・ミュンヘンでは、人事面ではあらゆる部分において騒動がつづいてきた。そして医療スタッフについても、これからはハンス=ヴィルヘルム・ミュラー=ヴォールファールト医師が復帰。今季から会長職に復帰した売り・ヘーネス氏は、先日監督に復帰したユップ・ハインケス監督とともに、ふたたびチームに落ち着きをもたらしてくれることを期待している。

「このテーマについては、この2年間にわたってずっと問題視されつづけてきたことだ。しかし今回、ミュラー=ヴォールファールト医師が復帰することによって、先日監督復帰したユップ・ハインケス氏と同様に、再びチームに落ち着きをもたらしれくれることを期待しているよ」と、ヘーネス氏は地元紙ミュンヘン・メルクール(木曜版)にて語った。

ミュラー=ヴォールファールト医師といえば、2015年に当時監督を務めていたペップ・グアルディオラ氏との衝突からチームドクターを辞任しており、今回のバイエルン復帰は自身にとって通算2度目ということになる。かつてはユルゲン・クリンスマン監督時代にも退任しており、2009年に復帰した際にも監督を務めていたのはユップ・ハインケス氏だった。

その一方でバイエルンでは、特に度重なるマヌエル・ノイアーの足の負傷の治療を巡ってフォルカー・ブラウン医師への批判の声があがっており、先日に自ら辞任することを発表。その後にノイアー本人が、自身のSNSにて同医師は「最善を尽くしてくれていた」と擁護するメッセージを投稿している。

なお今回ミュラー=ヴォールファールト医師は、「若いドクターたちのリーダー的な立場になる」とのことで、「彼以外にも2・3人のドクターを配置する」とコメント。ペーター・エブラッカー医師やルッツ・ヘンゼル医師、そしてバスケットボール部門のヨッヘン・ハーネ医師もメンバーに加わることになる。「CLなど数多くの試合が控えるなかで、選手それぞれをしっかりとケアしていくためには、分担作業も求められるよ」

また2018年にはバイエルンは、バイエルン・ミュンヘン・クリニックを設立し、「2・3人の若いドクターを配置し、そこで選手たちのケアを行なっていくことになる。そしてミュラー=ヴォールファールト医師は、そこでのスーパーヴァイザー的な立ち位置になるよ」との構想についても明かした。


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