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2017年11月23日

X・アロンソが語る…「心残り」、欧州リーグの違い、ネイマールの移籍金

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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 昨シーズン限りで引退した元スペイン代表MFのシャビ・アロンソ氏が現在の欧州サッカーの状況についてインタビューに応えた。22日のドイツ誌『シュポルト・ビルト』が伝えた。

 レアル・マドリードやバイエルンでともにタイトルを獲得した恩師カルロ・アンチェロッティ氏の解任には驚かされたようだ。だが、同時に古巣バイエルンの様子が気になっていたようで「(ユップ・ハインケス監督が来てから)雰囲気が変わったのは感じるよね。彼らの表情も全く違う」と話している。

 かつて所属していたリヴァプールについて聞かれると、「イングランドほどトップに立つのが難しいリーグはないんだ。僕も達成できたかった。これは、未だに心残りで胸が痛むよ。バイエルンでチャンピオンズリーグを優勝できなかったのと同じぐらいにね」と、引退後も悔いが残っていることを明かした。

 また、スペイン、イングランド、ドイツのトップクラブでプレーした経験から、それぞれの特徴を選手目線で分析。「この3つのなかで、どのリーグが優れているか、というのは無いな」と話した。

「ブンデスリーガは、信じられないほどインテンシブだね。とにかく90分通してアップダウンが激しく、わずか数センチの差を巡って戦い続けるんだ。リーガ・エスパニョーラは、試合のテンポはそこまで速くもないけれど、もう少しテクニックが要求される。足元にボールがある時間が長いんだ。プレミアリーグは、単純に試合中の変化が激しいね。どの試合でも、何が起こるか分からない。それだけにスリリングでもある」。

 バルセロナからパリ・サンジェルマンに加入したブラジル代表FWネイマールの2億2200万ユーロ(約292億円)という巨額な移籍金については、「特に驚くこともないよ」と冷静に語った。

「そういった記録には慣れてしまうものだしね。サッカー界では思いもよらない事が起こるものだ。現在のサッカー界では、潤沢な資金が“追い風”のベースになっている。ブンデスリーガは、プレミアリーグに比べてその波に乗り遅れてしまったようにも見えるけれど、そういった時期はどこにでも訪れるものだろう。潮目はまた変わるよ」

 X・アロンソは現在、アディダスの若手選手育成プロジェクト『タンゴ・スカッドFC』にコーチとして関わっているが、これまで名監督のそばでプレーしてきた経験が活きているようだ。「個人的には、常に監督の近くにいることは重要だと思うよ。そうすることで、彼らの仕事の全てを吸収することが出来るし、チーム内の動きも感じることが出来る。僕が関わった監督たちは、みんながサッカーを完璧に伝える才能を持っていたね」とジョゼ・モウリーニョ監督、ジョゼップ・グアルディオラ監督などの名将たちを思い出しながら話した。


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