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2017年11月25日

バイエルン史上最高額でダグラス・コスタ売却に成功

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すでにダグラス・コスタのバイエルン・ミュンヘン時代には終止符が打たれてはいるのだが、金曜日に行われた年次総会の席でカール=ハインツ・ルメニゲCEOは、ユベントスへと移籍した同選手の移籍金額がクラブ史上最高となる4600万ユーロを計上したことを明かした。

まずはレンタル移籍にて、ユベントスに今シーズンから加入したブラジル人ウィンガーは、ここまでまだ主力の座を掴んでいるとはいえず、リーグ戦10試合の出場のうちフル出場はわずかに2回。チャンピオンズリーグでは5試合に出場している。

それでもユベントスはダグラス・コスタを完全移籍で迎え入れることを決断。レンタル料+移籍金により、バイエルンのクラブ史上最高額となる4600万ユーロにて売却することに成功した。なおこれまでの最高金額は、レアル・マドリードに移籍したトニ・クロースの3000万ユーロ。

2015年に移籍金3000万ユーロでシャフタール・ドネツクから加入した同選手は、移籍初年度ではリーグ戦27試合に出場して4得点14アシストをマーク。kicker採点2.85を記録する上々のスタートをみせたものの、その後は期待に応えられるパフォーマンスはみせられずに出場機会が減少し、2020年まで契約が残っていたバイエルンを後にしてイタリアへと、戦いの場をもとめていた。


またこの日の年次総会では、ヤン=クリスチャン・ドレーセンCFOが決算を報告。「昨季はチャンピオンズリーグ準々決勝、DFBポカール準決勝で敗退をしたものの、バイエルン・ミュンヘンは売上高6億4050万ユーロ、EBITDAは1億4910万ユーロと、クラブ最高額を記録しました」と発表した。

なお税引前利益は、前年度と比較して22.2%増となる6620万ユーロ、さらに当期純利益については、前年度より18.6%増となる、3920万ユーロを計上したことが、それぞれ発表されている。

加えてバイエルン・ミュンヘンでは、11月24日現在で会員数29万人を突破。ファンクラブの数や、キッズクラブの人気もともに好調な伸びをみせていることも発表された。


ウリ・ヘーネス(会長:バイエルン)「数週間前までは、バイエルンの雰囲気は決していいものではなかった。しかしパリでのあの夜から、クラブの目が覚めたのだ。そして幸運にも、我々はユップ・ハインケス氏を招聘して、修正をはかることができた。どれほどの雰囲気の違いがあるのか。それはクラブを見てもらえれば一目瞭然だろう。全ての職員、マッサージの人々を含む全ての関係者にいえることだ。まるで別物だよ。ハインケス氏が来季もこのまま止まる可能性は決して否定はできない。基本的にそういったことについては、いかなる可能性も考えられるものだ。ユップ・ハインケス氏が今の我々の監督であり、これからどういう流れになっていくかはみてみることになる。あのパリの夜で、私とルメニゲ氏は再び結束することができた。再び密接に仕事をするようになったのだよ。服役後に復帰した後は、決して容易なものではなかったんだ。しかし今は紙切れ1枚さえ、入り込む余地などないよ。ハサン・サリハミジッチ氏も大きな役割を果たしてくれている。彼はいい雰囲気をもっており、その精力的な姿勢によってい、クラブの雰囲気の改善に貢献してくれた。ただそもそも我々が戦う相手は、単にクラブ同士だけのものではない。カタールやアブ・ダビ、ロシアの実業家やアメリカのヘッジファンドなどがあげられる。人というのはいつの日か、満足するということを学ばなくてはならないもの。バイエルンの会長として、私は100%満足できる人間として、この壇上に立っている。私がサッカーについて『バイエルン・ファースト』という観点から物事を考えていることは周知の事実だろう。しかし時にはそちらの成功が多少損なわれたとしても、その引き換えにシリアが平和になればと願う日もある。それも決して悪いことではないはずだ」


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