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2017年11月25日

”最後の別れ”から3年半。ハインケス監督が再びグラードバッハ戦へ

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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2013年5月18日にボルシア・パークにて行われたブンデスリーガ最終節。この試合を最後に、ペップ・グアルディオラ監督へとバトンタッチすることが決まっていたユップ・ハインケス監督は「本当にあの日が、私の監督生活の最後の日になると思っていた。だから目がうるうるとしていたんだがね」とコメント。

特にグラードバッハはハインケス氏にとって、1962年から67年、1970年から78年、79年から87年までプレーした思い入れのあるクラブであり、さらに2006年から2007年では監督も務めた。そんなクラブでの最終節を最後に、ドイツ史上初となる三冠達成という有終の美を飾ってピッチを後にしたのだが、しかしこれがハインケス監督にとって最後のボルシア・パークでの勇姿とはならなかった。

ハインケス氏は今年の前半戦途中から、アンチェロッティ監督の後任という形で現場復帰。ここまで就任から公式戦9連勝と破竹の勢いで軌道修正を達成し、そして今回再びボルシア・パークへと敵将として乗り込んでいるのである。

なお今回の試合では、負傷やチャンピオンズリーグでの疲労なども考慮してローテーションを行うことが確実であり、おそらくはハメスやマルティネスといったところが先発復帰を果たすことになるだろう。また負傷離脱となったロッベンの代役にはキングスレイ・コマンが控えているところだ。「痛みがもうないということだ。それは朗報だよ」とハインケス監督。

ただその一方でバイエルンでは、そのロッベンのほかにノイアー、ミュラー、リベリ、ティアゴら、数多くの主力選手の負傷離脱を抱えているところだが、指揮官は「それでグチグチいっても仕方がないさ。答えを模索していかないと。ただうちに控えている選手はみんな国を代表する選手たちばかり。だから私は前向きに捉えている」と述べた。


また先日のCLアンデルレヒト戦にて、ファンがチケットの高騰化に対して抗議活動を行なったことについては、「私は支持している。ファンと気持ちは1つだ。入場料は適したものである必用がある。我々にはファンが必要だ。いい雰囲気がそこになければ残念なものだよ。私は100%この抗議を支持している」と強調している。


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