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2017年11月30日

アウグスブルクがウリ・ヘーネス会長に顕彰記章を授与

FC Augsburg
FCアウグスブルク
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月曜日に開かれた年次総会にてアウグスブルクは、長きに渡り会員としてクラブを支えたことに対する栄誉として顕彰記章を授与することを発表。しかしそこに出てきた人物の名前を耳にして、驚きを覚えたひとも少なからずいたことだろう。現バイエルン・ミュンヘン会長のウリ・ヘーネス氏である。その理由について、アウグスブルクで相談役会会長を務めるペーター・ビルクス氏が説明を行なった。

1990年代はじめ、当時バイエルンリーガに所属していたFCアウグスブルクの会長を務めていた同氏は、金銭面での問題を抱える一方で、若手育成では大きな成功をおさめており、その期間で4度もポカール制覇を達成、1993年にはAユースリーグ優勝をも成し遂げている。

その一方でビルクス氏は協力パートナーを模索しつづけており、最終的にたどり着いたのが同じバイエルン州の州都で覇権を唱えていた王者バイエルン・ミュンヘンだった。

「ウリ・ヘーネス会長はまさに行動で示すタイプの人物で、私が彼のオフィスを訪れたときは、すでにバイエルンからの提案が示されていた。すぐに私もそれに返したよ」とビルクス氏はコメント。

その結果アウグスブルクは、資金援助に加え、チームドクターを共有できること、テストマッチの実施、さらには「若手育成におけるバイエルンのノウハウを知るという形で恩恵を享受できたんだ」と振り返っている。

その協力関係は1996年に終わりを迎えることになるのだが、ヘーネス会長は会員という形でアウグスブルクに残っており、今回の授賞式には「参加できないことについての謝罪の手紙」をおくっていたとのことで、アウグスブルクからは勲記が送られた。


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