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2017年12月05日

ハインケス監督「2ヶ月たった今も契約書にサインしていない」

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第1アドヴェントの12月3日、ユップ・ハインケスはバイエルンのファンクラブRollwagerl ‘93 e.V.を訪問。そこでの「大きな、長い拍手での出迎え」を受けていた。

そして質疑応答のなかでハインケス監督は、就任から2ヶ月がたった今もなお、バイエルンと「実は契約を結んでいない」ことを明かしている。

ヤン=クリスチャン・ドレーセンCFOからは「いつでも部屋にきてくれ、そのときに契約書にサインをよろしく」と伝えられているともコメント、「しかしまだ、そういう時間がないんだ」と言葉を続けた。

それは2009年にユルゲン・クリンスマン氏解任後、暫定監督を務めていたころに「ウリ(ヘーネス会長)と私との間には、契約なんて必要はない。握手だけで十分さ」と発言していたことを思い起こさせる、バイエルンとの繋がりの深さを表したエピソードだと言えるだろう。

ハノーファー戦でリベリが復帰


週末に行われたハノーファー戦では、フランク・リベリが実にちょうど2ヶ月ぶりとなるカムバックを果たした。これによりバイエルンでリーグ戦235試合に出場した元フランス代表MFは、これによりサリハミジッチ氏を抜いて、バイエルンの外国人選手史上最多出場記録を樹立している。

交代の場面について、リベリは「特別な瞬間の1つとなった。ひさしぶりだったし、僕とファンとの繋がりの深さは誰もが知るところだしね。」とコメント。「医師らといい取り組みができたし、今週はずっといい感じでチームとプレーできた。個人練習でもね。チームと共にまた戦えて嬉しいし、今は完調を果たしているよ」と語った。

ただその一方で、間も無くして迎えるチャンピオンズリーグGL最終節パリSG戦での出場にむけては「2ヶ月も離脱していれば、当然ながらリズムをつかむのに時間はかかるもの。パリ戦で先発出場するかどうかという問題はない。まだ僕は戻ってきたばかりなんだから」と述べている。

パリ戦でリベンジを


ただおそらくリベリが長年務めてきた左ウィングで引きつづき先発するのは、現在躍動をみせている同じフランス人の若手キングスレイ・コマンだろう。「うれしいね。いいプレーをしているし、素晴らしいことだよ」とリベリ。パリに向けては「特別な試合だ。当然勝ちたいよ」と意気込みをみせた。

またノイアーの代役としてプレーするGKスウェン・ウルライヒも「前回のパリ戦は辛い一夜となってしまったし、当然リベンジをしたい。首位突破はもう困難な状況にあるけど、でも前回の対戦の内容が1つの例外だったというところを示したいよ。相手の選手のことも知っているし、動きなどについてもさらに研究していくことになる。みんなにとって特別な試合だ。超満員の観客の前でプレーすることになるだろう.
誰もが夢見るような一戦だ」とコメント。

さらに今の状態であればCLでは優勝の可能性もあるとも見ており、「怪我人さえいなければ、僕たちはとても大きなポテンシャルを持っている。今はとてもいい環境にあるし、いい練習をして、何より僕たちには経験が豊富だ。誰も僕たちのことを過小評価するようなことはしないだろう。多くのワールドクラスの選手もいるし、恐るものはなにもない」と語った。


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