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2017年12月27日

愛弟子と再会? チェルシーがビダル獲得へ動く…指揮官が異例の明言

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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 チェルシーがチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルの獲得に動き出すようだ。26日付でアメリカメディア『ESPN』が伝えている。

 ビダルは1987年生まれの現在30歳。チリのコロコロやドイツのレヴァークーゼンを渡り歩き、2011年よりイタリアの強豪ユヴェントスで活躍した。ユヴェントスでは3年間、現チェルシー指揮官のアントニオ・コンテ監督とともにリーグ戦を勝ち抜く。それにより、同監督から絶大な信頼を勝ち得ており、言わば恩師と愛弟子の関係を築いていた。その後は2015年よりバイエルンに移籍し、活躍を見せている。

 しかし、最近バイエルンの監督に就任したユップ・ハインケス監督はクラブの若返りのために、チリ代表のスター選手であるビダルの移籍を検討し始めたようだ。同監督は「バイエルンのようなクラブはスター選手を大金で獲得する必要性も理解できる。しかし、バイエルンのようなクラブこそ、トップレベルでプレーできるような才能のある選手を時間をかけて育てないといけないんだよ」と高級紙『ヴェルト』の中で述べ、ドイツ人の若手を育成していくべきだと主張した。

 さらに、他の記事によれば、レヴァークーゼン時代から彼のことを知るハインケス監督だが、現在、コンディションの調整ミスなどでパフォーマンスが落ちているビダルに不満を持っているという。

 そんな中、以前の愛弟子にラブコールを送ったのがコンテ監督だ。同監督はビダルを高く評価しており、異例ではあるが獲得を目指していることも明言した。

「私は正直でいなければならない。もちろん、他のチームの選手に言及する権利は私にはないよ。特に獲得しようとしている選手の場合はね」

「しかし、ビダルは素晴らしい選手だ。彼に尊敬の念を置いている。彼とはユヴェントスで何年も同じ時間を過ごしたんだ。もし、戦場に赴くなら、私はいつも彼を連れていくだろうね」

 今夏にはインテルが5700万ユーロ(約75億円)で獲得を希望していたこともあり、もしバイエルンがビダルを放出する場合は、ビッククラブ間で激しい争奪戦が起こりそうだ。


きんg

 


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