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2018年04月09日

「バイエルンで多大な成功を収めてきた」ロッベン、リベリの延長は?

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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35歳の誕生日に自身にとって8度目となるリーグ優勝を飾ったフランク・リベリ。これによりラーム、シュヴァインシュタイガー、カーン、ショルらに並んだ同選手は、「いつだって特別なものさ。また僕たちはリーグ王者になったんだ」と、TVのインタビューのなかで喜びをみせた。この試合でリベリは、終盤となる後半82分から出場。チームに対して「このチームは素晴らしい軍団だ」と、そしてユップ・ハインケス監督に対しても賞賛の言葉を送っている。「とても素晴らしい仕事をしたと思う。チームに自信を与えてくれた。僕たちは再びいいチームになったこと。そして勝利に団結して向かっていく姿は誰からも見て取れたと思う。」

またこの試合ではあまり出場機会を得られなかったが、そのことに不満の表情はみせず「十分に僕はプロだよ。それに水曜日には重要な試合があるしね」とコメント。「あとで祝うことになるさ」と言葉を続けた。

これで8度目のブンデス制覇となったが、これがバイエルンでの最後のリーグ優勝ということになるのか。それはまだ不透明となったままだ。契約は今シーズンいっぱいまでとなっており、先行きはまだ見えておらず、リベリ自身も発言を避けている。だが一方で同じ状況にあるアリエン・ロッベンは、異なる姿勢を見せた。

「サッカーの世界では、どんな可能性だってあるものだよ」と述べ、状況について客観的に分析していくことの重要性を説いている。「リラックスして臨むこと。バイエルンしかない、なんて言うつもりもないし、誰もが来季の構想を思い描くもの。それはバイエルン、他のクラブ、そして僕自身にとってもいえることだ。」つまり今シーズン限りでチームを後にするという意味なのだろうか?しかしロッベンはあくまで、少なくとも自身のなかでは決断を下していないことを強調。「オプションが提示されれば決断を下すことになるけどね」と状況について説明し、今重要なことは「たった1つ。重要なことはこの1ヶ月だ。そこで力の限りを尽くす。あとは結果をみてみることになるさ」

そんな不安定な状況にあっても、ロッベンにとっては特に悪影響を及ぼすものではないという。「もちろん容易なものではないけどね」と語ったロッベンだが、「楽しんで、そして集中力を保っていかないとね」との考えも示しており、その助けとなるものがおそらくタイトル獲得への野心、まだ残されている三冠獲得への可能性だろう。

その点で見れば、今回のリーグ優勝はそれに向けたその一歩に過ぎない。あとは国内カップ戦、そしてチャンピオンズリーグが残されている。そのチャンピオンズリーグ準々決勝では、バイエルンはセビージャを相手に敵地で2−1と先勝。4強入りにむけて順調な戦いをみせているところだ。ただ数週間前にロッベンは、ビッグマッチでベンチスタートとなることへの苦言を呈していたのだが、しかしこのことはもう解消されている模様で、「監督を信頼している。彼は僕の力を理解してくれているし、チームにとってベストな選択ができる監督だ。それは僕に取っても同じこと。もしも出場機会があれば全力をつくす。これからを楽しみにしているよ。いい時間をこれからも迎えれらるだろう。できればその中でチームに貢献していきたいよ」と意気込みをみせた。

その一方でカール=ハインツ・ルメニゲ代表は、二人の契約状況について「あまり多くは語らない」スタンスをとっており、「彼らがここに来て以来、我々は非常に大きな成功をおさめてきた。そこには常に彼らがいたし、その意味を我々も理解している。その時が来たら動く。それはすでに伝えて合意していることだ。重要なことはどういうプレーをみせるかということ。そして二人とも一級品のプレーを見せてくれているよ」との評価を述べている。


 


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