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2018年04月14日

コヴァチ監督と自らを重ね合わせる、ユップ・ハインケス監督

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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金曜日はバイエルン・ミュンヘンにとってめまぐるしい1日となった。CL組み合わせ抽選会では、準決勝の相手が昨年度準々決勝で敗れているレアル・マドリードに決定。さらにアリエン・ロッベンとフランク・リベリへ延長のオファーを提示していることが明かされたが、もう1つの注目の話題は何と言ってもこの日発表されたニコ・コヴァチ監督の就任だ。

この日のプレスカンファレンスに出席したユップ・ハインケス監督は、ニコ・コヴァチ監督について「あらゆる国籍の、非常に多種多様なタイプの選手たちと共に、彼は見事な取り組みを見せている。その点から見ても、彼はバイエルンに合っていると確実に思うね」と評価。「彼にはとてもポジティブな印象を受けている。特に非常に精力的な人物であり、それは決して誰もが持ち合わせているようなものではないよ。そして新しい考えを持ち、サッカーを愛し、そして選手ととてもいいコミュニケーション関係をもっているということも耳にしている」と語った。

ただクラブでの監督経験としては、まだ欧州の舞台を経験していないことが指摘されているが、「しかし彼はチャンピオンズリーグに出場した経験をもっている」とハインケス氏。さらに自らと照らし合わせ、「1987年にグラードバッハからミュンヘンへと来たとき、私は経験に乏しい若手指揮官で、タイトル獲得の経験もなかったし、2つの重要な試合で敗れていたんだよ。だが環境が人を成長させていくこともある。そしては彼がそうなっていくと、私は信じているよ」とコメント。さらにドイツ語を話せることも含め、「良い選択だと思うね。うまくいくだろう」と言葉を続けた。


またこの日は、CL準決勝の相手がレアル・マドリードに決定したが、「当然ながらいい意味で、注目のビッグマッチということになる。我々は自信をもってこの2試合へと臨むよ。」とハインケス氏。初戦はホームで、決戦となる第2戦はアウェイとなったが「今回の組み合わせ抽選結果は、私自身は決して不運だとは思わない」との見方を示している。実際に2013年にCLを制したときは、第2戦を敵地で戦うことが多かった。

なお一方の準決勝のもう1つのカードは、バルサを下したASローマと、かつてドルトムント時代に対戦したことのあるユルゲン・クロップ氏率いるリヴァプールだが、仮に決勝進出を果たした場合、監督キャリア最後の試合の相手として、ハインケス氏はクロップ監督との対戦を希望した。「もしもなんでも希望できるのであれば、ぜひそれを願いたいところだね」だがそれと同時に「リーグ戦をおざなりにするようなことは、決してあってはならない」とも。「明日の試合ではぜひ勝利したいという大きな野心をもって試合に臨むよ」と意気込みをみせている。


 


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