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2018年04月16日

フランクフルトの批判に、バイエルン「文句を言われるようなことはしていない」

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先週金曜日に行われたプレスカンファレンスにて、ニコ・コヴァチ監督の来季のバイエルン就任に「驚き」と同時に、不満もあらわにしたフランクフルトでマネージャーを務めるフレディ・ボビッチ氏。コヴァチ監督の決断についてはリスペクトしているものの、バイエルンがみせた配慮のなさについて厳しく非難した。

「こんなにも短期間のうちに外部へ情報が流れるなんて。当然それはフランクフルトからではないということだが、腹立たしさを覚えているよ。プロフェッショナルと呼べるものではないし、敬意に欠けている。ブンデスリーガでこんなレベルのことは聞いたこともない。我々アイントラハト・フランクフルトであれば、決してこのようなことにはならない。そう断言できる」

しかしこれに対して、バイエルンのハサン・サリハミジッチSDは「フレディ・ボビッチ氏の失望については理解できる。だが彼が選んだ言葉は、正しくはなかったのではないだろうか」と指摘。「バイエルン側から外部に情報を発信したということはない。我々はそんなことに関心はない」と述べ、「まずコヴァチ監督はボビッチ氏、そしてヒュブナー氏との話し合いを先決としていた。彼らは友情で結ばれているからね。」とコメント。

またボビッチ氏は、まったくバイエルンからのコンタクトがなかったことに「こんなやり方は本当にどうかと思うよ。リスペクトが感じられないね」と苛立ちを募らせていたが、このことについては「もちろんその後に私から連絡をすることもできたのだろうが。ただ木曜夕方にああいう形で伝えられてしまった理由については皆目見当もつかないよ。」と言葉を続けている。

「基本的にボビッチ氏とはいい関係を築けているし、定期的にブンデスリーガの会合で顔を合わせている。おそらくは月曜日にも買うことになるだろうし、そこでこの話を間違いなくすることになるさ。彼に連絡することは、私自身はまったく問題視してはいないし、実際にそうする可能性もある」

さらにフランクフルトがCL出場権を争う最中での発表になったことについては、「我々は5月なかばに発表することもできたと思う。しかしボビッチ氏やヒュブナーSDに後任監督模索のため4週間も時間を作れたことを考えれば、バイエルン・ミュンヘンは非常にフェアに動いたと呼べるのではないか。」との考えを述べ、「バイエルン・ミュンヘンが批判を受けるようなことは何もない」と強調した。

なおコヴァチ監督を選択したことについては「分析をした結果、ニコに白羽の矢を立てたのだ。彼こそが我々が求める理想的な人物だと考えたのでね。それで彼のことを提案し、相談役会からの承認を得ている。」とのこと。

ウリ・ヘーネス(会長:バイエルン)
…グラードバッハ戦について:「リーグ戦では本当にうまくいっているね。今回はベストメンバーではなかったし、少なくとも開始から20分が経って、相手は守りを固めて来ていたのだが。みていて楽しいよ、我々は非常にプロフェッショナルで、」ともて真摯な姿勢で試合に臨んでいる。見ているものからすれば、盆と正月がいっぺんにきたような感覚を覚えたのではないかな。

…フレディ・ボビッチ氏からの批判について:「金曜日に特に声明を出さなかったのは、フレディ・ボビッチ氏の発言を問題視していたからだ。まず第一点として我々がプロフェッショナルに行動しているということ。我々は契約の穴を利用してそれを行使した。これは非常にプロフェッショナルだと言える。そして二つ目はフランクフルトに伝えるタイミングを長時間かけて考えていたということ。シーズン終了後に伝えるkとだってできたし、それが普通のことかもしれない。しかしこの4週間という期間が、彼らにとって後任監督を模索するための貴重な時間になりうるのではないかという考えを持っていた。もしも4週間後に発表していたとして、我々には特に波風は立たなかっただろうが、それでもフランクフルトは苛立ちを見せていたのではないかな。」

…発表の時期について:「(外部に情報を流したという点については)全く馬鹿げているし、どこからそんな話を聞いたのだか。なぜ我々がそんなことをしなくてはならないというのかね?タイミングは全てはっきりとしていた。方向性についてもう説明する必要はない。それはもうコヴァチ監督と合意した時点で終わっているのだから。フランクフルトを守るという以外に関心などなかった」


 


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