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2018年04月25日

レアル戦を前に、ハインケス監督「チームの雰囲気は非常に良い」

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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またしても欧州最高の舞台でこの対決を目にすることとなった。バイエルン・ミュンヘンとレアル・マドリード。チャンピオンズリーグの歴史のなかで、この2クラブほどに対戦を繰り返してきたチームは他に存在しない(通算19試合)。これまでの成績は、バイエルンの8勝、レアル・マドリードの9勝。残り1試合は引き分けという結果なのだが、しかし最近5試合のみに目を向けてみれば、バイエルンはそのいずれも敗戦。さらにここ13試合の対決では、常に失点を許しているというおまけ付きでもある。特に水曜の試合はホームで行われるだけに、失点が意味するところは普段よりも大きなものとなる。

しかしユップ・ハインケス監督は、この状況について特に気にかけることもなく、今回の大一番を前に本命は存在しないとの見方を示し「ただとても良い感覚は覚えているよ。とても前向きに考えているところさ」と言葉を続けた。その雰囲気はかつて三冠を達成した時と近いものであり「素晴らしいムードがチームに漂っている。そして意欲には山を越えさせる力がある。まさにこの試合はサッカーの醍醐味。ワールドクラスの選手たちが2試合に渡り、激しくぶつかりあうことになる」との考えを語った。

なおダヴィド・アラバが出場可能となるかについては、いまだ不透明なままとなってる。オーストリア代表は火曜日に行われた最終調整でも姿を見せておらず、問題が大腿筋から坐骨神経痛に広がっているところだ。もしも欠場となった場合には、ラフィーニャが左サイドバックとしてプレーすることになるだろう。

特にこの試合では、今季限りで監督業から身を引くユップ・ハインケス監督としては、最後の本拠地で迎えるチャンピオンズリーグの試合という意味合いにもなるのだが、そういったことにも記者団からライバル関係にあるオランダから主審が選出されたことについて問われても、特にハインケス監督から気にする様子もなく、さらに幾度もクリスチアーノ・ロナウドについて質問を受けると、「うちのレヴァンドフスキも公式戦で39得点とっている。こちらについても、どう止めるのかとか聞いてもいいのではないか?高い決定率を誇る力強いパフォーマンスをみせる、常に良い状態を保つことができる選手なんだ」と返答。

特にハインケス監督は、ロナウドよりもクロースよりも、相手指揮官ジネディーヌ・ジダン監督に対する大きな賛辞を贈った。「私は彼のことを非常に高く評価している人間の一人だ。まずは選手として、その後は監督としてもね。彼は決して外に向かって挑発的な行為をすることなく、試合を落ち着いてみている、まさに模範的な監督だよ」だがその一方でハインケス監督は、バイエルンの強さと自身、そして是が非でも決勝の舞台であるキエフに向かうという意気込みもみせている。

【バイエルン・ミュンヘンの先発予想】
ウルライヒ – キミヒ, J.ボアテング, フメルス, アラバ – ハビ・マルティネス – T.ミュラー, ハメス – ロッベン, F.リベリ – レヴァンドフスキ
監督: ハインケス
欠場:ノイアー(中足の骨折)、コマン(靭帯結合部)、トリッソ(恥骨の打撲)、ビダル(膝の手術)

※kickerポイント:アラバは坐骨神経痛により欠場の可能性も。代役候補はラフィーニャ。またハメスの代わりにティアゴが先発出場する可能性もある。

【レアル・マドリードの先発予想】
ナバス – カルバハル, バラン, セルヒオ・ラモス, マルセロ – カジミーロ – モドリッチ, T.クロース – イスコ – ベンゼマ, ロナウド
監督: ジダン

※kickerポイント:オフェンスではアセンシオ、バスケス、ベイルあたりもオプション。ナチョについては、大腿筋の負傷により欠場することになるだろう。


 


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