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2018年04月26日

先制点決めたキミヒ「ロッベンが早々に離脱したことが痛かった」

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TV局スカイとのインタビューに応じたジョシュア・キミヒの表情には、明らかに失意の色が見て取れた。「試合前には、ここまでのビッグチャンスが得られるなんて思ってもいなかったよ」だが問題となったのは、バイエルンの決定力不足だった。そのためより今回の敗戦を辛く感じさせるものとなっており、「レアルもチャンスをつかむ試合になるとは思っていたけど、相手はそんなに多くはなかったと思う」との考えを示している。

だがそんななかでもレアル・マドリードはしっかりと2得点を決めて見せ、アウェイ戦で貴重な勝利をあげてホームへと帰還。「僕たちはゴール前であまりにもナイーブだったし、得点チャンスであまりに軽率にプレーしてしまったと思う」とキミヒは苦言を呈し、さらに「あれだけ多くのビッグチャンスを手にするなんて、先週のハノーファー戦でもなかったことだ」と言葉を続けた。

ユップ・ハインケス監督も「本当にたくさんの得点チャンスがあったのだが」とコメント、一方のレアルは数少ないシュートチャンスながらも、決めきれないバイエルンを尻目に、貴重なアウェイゴール2つを決めて見せている。ニクラス・ズーレは「5−2で勝利していたっておかしくはなかったんだ。これほどミュンヘンでレアルが弱さを露呈した試合もそうなかったと思う」と振り返り、一方のトニ・クロースも「結果は運に味方されてというところもあった。僕たちはもっと力があるんだけど」と述べている。

この日主将を務めたトーマス・ミュラーは「ふんどしを締めて取り組まないと。レアルはすばらしいチームではあるけど、でも僕たちはもっと仕留めていくという感覚が必要だ。この試合を消化するのはなかなか難しいものがあるよ」と語った。


だがそれでもキミヒのゴールによって、バイエルンにはまだ決勝進出にむけての可能性が残されており、前半28分に積極的に攻撃参加すると、そこで相手GKナバスと対峙した際に、技ありのシュートを決めて先制ゴール。「ナバスがああいう場面では予想を張ってくるタイプだということはわかっていたし、試合前にはこういう状況にあったらこうプレーしよう、と思っていたその通りのプレーをすることができたよ」とコメント。

攻撃的な、時折守備をおろそかにする相手サイドバックのマルセロに対して、ただなぜそれ以降はあまり仕掛けていかなかったのだろうか?「もっとできると思っていたんだけど」とキミヒ。「ただアリエン(ロッベン)があんなにも早く交代してしまったのが残念だった。アリエンとはもっとやりやすいところがあるんだよ。彼は1vs1を仕掛けていくタイプで、そこで僕にはスペースが生まれてくるんだ。」しかしロッベンの交代に伴い、ミュラーが右サイドへとスライド。キミヒが思うようなプレーはなかなかできなかった。「彼はまた別のタイプの選手だから。ただトーマスのプレーが悪かったという意味ではないよ。でもアリエンが早々に交代したのは残念ではあったよね」


 


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