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2018年05月07日

レヴァンドフスキが交代に不満を見せたのは「EMS得点ランキング」のため

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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第4審判員が掲げた選手交代を告げる交代ボードには背番号「9」が記されていたことを、確かにロベルト・レヴァンドフスキは気づいていた。この日もリーグ戦でゴールを決めた29歳のFWだったが、ユップ・ハインケス監督はサンドロ・ワグナーを投入しようと試みていたのだ。

だがその際にポーランド代表主将は、非常にゆっくりとピッチを後にし、まずペーター・ヘルマンACが差し出した手にタッチした後、ユップ・ハインケス監督に対しては握手も抱擁も受けず、そのまま通り過ぎてベンチへと向かっている。

「おそらく彼は自分自身に不満を感じていたんじゃないかな。前半ではビッグチャンスを決めきれていなかったから。それにマドリード戦でのこともあるかもしれない」と、試合後にマッツ・フメルスはドルトムント時代からの同僚を擁護。

確かにチャンピオンズリーグでは5試合連続無失点という形でレアル・マドリードに敗退を喫しており、批判も展開されているところだ。「彼はとても貪欲だからね。これよりもっと悪いことはあるんだから」とフメルスは言葉を続けた。

一方のピッチ脇で顔を紅潮させレヴァンドフスキを叱責していたハインケス監督は、試合後にはすでに落ち着きを取り戻し、「まぁ、彼もFWだから」と説明。

さらに交代に苛立ちをみせた理由について、ポーランド代表主将がESM(ヨーロピアン・スポーツ・メディア)得点ランキングで上位にいくため、もっと得点を決めたかったからと語ったことも明かしている。

そしてハインケス監督は「交代を残念に思う気持ちはわかるがね、ここバイエルン・ミュンヘンでの交代を決断するのは監督であり、どの選手であろうともそれを守らなくてはならない。理解できる部分もあるが、あの場面については決して良しとは思わないよ。監督は私だ。他の人間ではない」と語った。


 


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