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2018年05月20日

DFB杯敗戦後、マッツ・フメルス「リーグ優勝セレモニーなんて不要だ」

FC Bayern München
バイエルン・ミュンヘン
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おそらく昨日行われたDFBポカール決勝において、アイントラハト・フランクフルトの優勝を予想していた人はほとんどいなかっただろう。それは敗れたバイエルン・ミュンヘンの選手たちにとっても同じことだ。この試合の翌日に控えた、毎年恒例のミュンヘン市庁舎での優勝セレモニーは決して凱旋ムードとはいかず、選手も監督もなかなか気乗りしないようだ。

「ああ、明日は市庁舎のバルコニーに行くんだっけ?」と、土曜に行われたベルリンでの試合後に、マッツ・フメルスは、少し驚いた表情を浮かべた。「DFB杯を手にした時だけだと思っていたよ。正直いって、決勝で敗れた後では必要ないんだけど。ただたぶん、そうしなくてはならないものなのだろう」とコメント。

ジョシュア・キミヒも、ブンデスリーガ優勝を達成していることを踏まえても、「個人的にだけど、明日にまた喜びをみせることができるなんて、あまり想像ができないね」と困惑した様子を見せていた。

さらに今季いっぱいで監督業から退くユップ・ハインケス監督にとっては、最後の花道としては別の形を思い描いていたことだろうが、しかしながら普段通りリラックスした様子をみせ、「我々はこれもうまくやっていけるさ」と述べている。

通算28度目となるリーグ優勝を、第29節に行われたアウグスブルク戦で確定させていたバイエルンは、その後にCL準々決勝セビージャとの第2戦が控えており、特に祝賀イベントを行うようなことはしなかった。

バイエルン一行は午後にベルリンを飛び立ち、本日日曜の14時45分にマリエン広場にあるミュンヘン市庁舎へ姿を見せる予定で、「辛い道のりになるだろう」と、トーマス・ミュラーもその心情を吐露したが、「でもファンにとって、これはふさわしいものなんだ」と言葉を続けている。

だがそれから三冠を目指したバイエルンだったが、CL準決勝ではレアル・マドリードに敗れ、リーグ戦最終節では今季ホーム最終戦でシュトゥットガルトに1−4と完敗。さらに昨日のドイツ国内カップ戦、DFB杯決勝ではフランクフルトに1−3で敗れ、今季はわずかリーグ優勝1冠のみに終わった。


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