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2018年06月02日

レーヴ監督、ロイス、エジル、ノイアーらの起用を明言

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ニルス・ペテルセンのA代表デビューが間近にまで迫っている。ドイツ代表のヨアヒム・レーヴ監督は金曜、同選手が翌日に行われるオーストリア代表のテストマッチに出場することを明言。さらにメスト・エジル、サミ・ケディラ、イルカイ・ギュンドアン、そして久々の代表戦となるマルコ・ロイスや、マヌエル・ノイアーを起用する考えを示した。特にノイアーにとっては、この試合は最終メンバー23選手入りをかけた、最後の試練ということになる。

その一方でマッツ・フメルストーマス・ミュラーについては、金曜日にはレーヴ監督から、土曜日は自由日にあてることが告げられた。これは両選手ともに、所属するバイエルンにて数多くの試合に出場してきたことを考慮してのものであり、加えて最終メンバー入りも特に問題がないためでもある。「フメルスとミュラーにはここでゆっくりさせる。彼らの力はわかっているしね。だから今は気持ちを切り替えるというプロセスの方が大切なんだ」なお先週末にCL決勝で出場したトニ・クロースが土曜日に合流する予定となっており、両選手がここで出迎え役を務めることにもなった。

またジェローム・ボアテングについても、週末は引き続き体づくりに取り組んでいくこととなり、予定ではボアテングは来週からフルメニューをこなすことが期待されている。

レーヴ代表監督は「オーストリア代表戦は、我々にとって重要なテストの1つだ」とコメント、ただしワールドカップを前に行われる2試合のテストマッチの1つということもあり、「結果は二の次だ、それが特に重要ということはない。今の時期で重要になってくるのは、どううまく情報を収集していくということなんだよ。これからどういった部分に取り組んでいくかを見極めていくためにもね」とも強調した。


そこでなんといっても注目の的となっているのが、果たして土曜日にマヌエル・ノイアーが復帰戦を飾ることができるかというものだ。3度目となる中足の骨折から、実に8ヶ月以上にわたって離脱を余儀なくてきた同選手だが、レーヴ監督は「我々としては日曜日に、状況について改めて判断を下す考えだ。マヌエルは正直に、オープンに話すタイプ。正直にトップレベルまでもっていけるのかを口にしてくれることだろう。それから我々は判断を下すことになる」と述べている。「ここまではプラン通りに、どの練習もこなせているよ」

またノイアーと共に、土曜日のオーストリア代表戦で起用が明言されたのが、実に2年ぶりの代表出場となるマルコ・ロイス、そしてドイツ代表として初出場となるニルス・ペテルセンであり、「まずはペテルセン自身、どのようなものが求められているのか、そしてチームとしてどういった流れで取り組んでいるのか、ペテルセンは様子をみていかなくてはならなかった。」と指揮官。

それは背中の問題で先月あたまから実践から遠ざかっている、そして先日アシスタントを務めるトーマス・シュナイダー氏から批判を浴びた、メスト・エジルについても同じことだ。レーヴ監督は、シュナイダー氏からの批判については「それはあくまで現時点について、口にしたまでだよ。メストはまだリズムがなく、練習参加も果たせていない。だから彼は追加のトレーニングをこなすことが重要だったのさ」と説明。「そして我々は彼に万全の状態の君が必要なんだと伝えているし、まだ改善していかなくてはならないところがあるからともね。そのあたりでこの5日間はうまくやっていたし、彼にとって重要だったと思うよ」と言葉を続けている。

そしてレーヴ代表監督は、今回のテストマッチにて、最終メンバー入りさせる選手を見極める必要があり、「我々としてはメリット・デメリットについては熟考や議論を行い、また大会期間中にどのような不祥事が想定されるか、どういう対応ができるか、どう選手を起用できるかについても検討を行っていく」とのこと。ただその一方で、あくまでこの試合で決めるということではなく「この2週間半すべてについて真摯に、細かい部分までチェックしていきたいと思っている」とも語った。

ちなみに先日辞任が発表された、レアル・マドリードのジダン監督の後任候補として自身が浮上していたが、このことについては「考えることも、考えたこともない」と一蹴している。


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