ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2018年06月14日

ドイツ代表レーヴ監督、ジェローム・ボアテングを賞賛

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


今回のロシアW杯の合宿地ヴァトゥチンキは、前回のブラジル大会で自ら創設したカンポ・バイアと比較するようなものではない。それはドイツ代表ヨアヒム・レーヴ監督の考えでもある。「以前に話していたことだ。特に比較する必要などないと。むしろ状況を受け入れる形で、無駄なエネルギーを浪費しないようにすることだ。ここはいいスポーツスクールというような良い雰囲気がある。アクセスも良く、必要なものは全て揃っているよ」

また日曜日に迫ったメキシコ代表戦にむけては、レーヴ監督は細かな部分に着手していくことが非常に重要なことだと見ており、それは代表監督のみならず、グリーンキーパーに対しても求められているようだ。「ここのピッチは、数ミリだが、ちょっと長すぎるね」そのためユリアン・ドラクスラーはランニング中に足を取られる場面も見受けられたが、その後はまたトレーニングを続けていた。また背中の問題を抱えて、練習を早めに切り上げたサミ・ケディラについては、あくまで「用心のため」の措置だったとのことで、「両選手ともに木曜日に、また練習に参加するよ」と説明。それから指揮官は「いくつかの流れという部分で磨きをかけていきたい。そこまで大掛かりた練習は必要はないだろう」との考えを示している。

それはまさにジェローム・ボアテングに対するものと同じ考えだ。バイエルンの守備の要は、先日のサウジアラビア戦で大腿筋の負傷以来の実践復帰を果たしたものの、不安定なパフォーマンスを露呈する姿が見受けられた。しかしながらそれでも、レーヴ監督のシステムにおいては、同じくこの日に負傷から復帰しているメスト・エジルと共に欠かせない存在でもあり、水曜日の練習後に指揮官はボアテングに対する賞賛の言葉を送っている。「ジェロームは、非常に精力的にフィットネスに取り組んできた選手だ。とても存在感を見せているし、負傷離脱からサウジアラビア戦ではうまくプレーしていたと思うよ。負傷の影響は感じさせないね」

またここ数週間は、トルコのエルドガン大統領の表敬問題に揺れるメスト・エジルイルカイ・ギュンドアンだが、両選手についてもレーヴ監督は、精神的な落ち込みから改善へと向かっていると感じているところだ。「サウジアラビア戦後にイルカイは落ち込んでいたし、彼をサポートし元気付けていく必要があった。しかし家族と数日過ごしたことで、激励と後押しを受けている。いい印象を受けているよ」とコメント。また水曜日から練習を行ったエジルについても、「いい印象を受けている。メストについても同じだ。彼らはチーム内でリスペクトされており、どの選手も二人がこのチームのためにぜひプレーしたいと考えていることを知っている」との見方を示している。


  • ブンデスリーガ・各チーム情報